北風の吹く夜に

グラスたち

リスタートの夜はいつだって寒い。
だから、集まった仲間の言葉が温かい。
そういうもんなんだよね、きっと。

乾杯。

雨の夜

黒珈琲

相談に乗ったカフェのテーブルで、ふと思い出した言葉。

「尊敬できない相手とは人間関係は築けない。そうじゃね?」

ああ、そうだった。
どんな関係であれ、敬える部分のない相手とは向かい合えない。
対等な部分やお互いに対等以上の部分が1つ以上存在しない相手とは。

少なくともオレはそういう種類の人間だった。

雨の夜に思い出したのは暗示的なもんかな…。

個々

電柱のシール

異常だと言われても、人を「個」としか見れないのです。

オトコだからとか、オンナだからとか、年上・年下だからとか、上長・部下だからとか、…。
いつの頃からか、そういうものはどうでも良くなってしまっているのです。

好きか嫌いか、大事だと思えるか否か、ぶつかってでも一緒にいたいかどうか…。
判断基準がガキのそれというのは考え物ですが、そういうのが気に入っていたりもします。
自分にメリットがあるかないか、それぐらいは判断しても良さそうなものですが、そこに価値を見出せないのも事実です。

やっぱり異常なんでしょうかね。
「らしさ」といえば「らしさ」かもしれませんが。

壁画の道

壁画の道

昔から鷹の目に似たものを使うのは得意。
どこにいけばいいのか、どこにいるのが相手にとってイチバン痛いのかを判断するために。

それは間違っても自分を客観視できるのとは違う。
勘違いしちゃいけない。

橙色の空

橙色の空

切ないほどにオレンジ。
空気は薄桃色に染まってます。

一致しない賢さ

夕凪と波

bright≠clever

やはり、そういうことなんだと思います。
誤解を恐れずに言えば、不等号が入る式すら浮かびますな。
聡明な賢さを持つ相手は扱いやすく、望みに近しい形に優等生な動きをしてくれますが、狡賢さを持つ相手はまったくもって想定しなかったような、実に喰えない動きをしてくれます。
自分が優等生であり得なかったことを感謝に近い気持ちで受け入れるのは、そういうものをゾクリと感じるような状況に陥った時です。
その当事者であろうとなかろうと。

愚鈍さの親戚のようなオレの異質な種類の賢さは周囲の期待すら裏切って、自分の欲するものを不思議と連れてきてくれるようです。
望むべきものが一般と異なるからなのかどうかは知りませんが、オレが欲するままに事態は進むようで…。
嬉しいやら悲しいやら。

5を捨て10を取るのではなく、手元の5を失ってもどこかから100を引っ張ってくる覚悟がなきゃ、やっぱりいけない世界もあるわけです。

heavenly kiss

夕闇の支柱

誰かの傷や不安を背負う
そうすることで自身の救済も得られることは知っている
これまでもそうやって生きてきた
かつてオレの負の感情を背負ってくれた人たちもいる

だから、当然のことだと思ってはいる
息を吸って吐くのと変わらないくらいに

それでも、誰かの負の感情はオレを相応の深さと強さで傷つけていって…
決して見返りを求めたわけでもないはずなのにね…

真意の伝わらない事実は確実に苦しみを伴ってやってきて
刺々しい苦しみは自分の居場所を失う恐怖に変わって心の中に穴を穿つ

今、立ち止まって誰かの胸に顔を埋めてしまいたい
そんな弱さに甘えてみたくもなる
でも、それがなかなか上手く出来ない自分がいて…

いつも自分を優先できなかった貴女に似てしまったのかもしれない
貴女の傷は背負えなかったけれど、貴女のように生きてみたいとまだ思ってる

まだ思ってる

格子の向こう

格子の向こう

幾重にも連なる障壁。
見えていても近づけない距離。

鉄の象

鉄の象

佇む重機。
幼い頃に父に聞いた話を思い出す。

職人に感じるのは父性。

紅鴉

紅鴉

冬の散歩道。
漆黒の鳥も紅く染まる瞬間。

しじま

しじま

ただいまとおかえりと。
引いては返す波の言葉。

フレディ

フレディ

新緑ではなく赤銅色の葉。
こう在りたいと望みます。

南瓜の日

看板

自分の真価と評価との差異に耐えられないから、ぶち壊そうとするわけです。
散弾銃を咥えないだけまだマトモなのかなとか。

ドラッグ撲滅をうたいながらオーバードーズで旅立った彼を思い出しつつ。

世界時計の店

世界時計の店

Love or Like?
両者の差異って何でしょうか。

ただ、Loveは重くて、なかなか口に出来ません。

貸切状態のカフェで

貸切状態のテーブル

そっと頭を撫でられる、そういう人になりたいのです。

甘えたいときに甘えられるような、ちゃんとした大人に。
ハグを求める瞬間にそっと肩を抱けるような、カッコイイ大人に。

オレみたいなタイプには難しいでしょうけども。