多才とか言われることがあります。
嬉しいことですが、自分としては一般人が普通にできることをやってるだけのような気もするので、素直に喜べないような部分もなかったりなかったり。
考えてみりゃ嬉しいだけなんですけどね、言われた瞬間には。
例えば、昨晩は姉貴に依頼を受けたCDの曲の編集をしてたわけですが、曲の中抜きしたり途中でフェードをかけたりなんてのは、PCさえあれば他の機材なんて必要なしにきっと誰でも出来ると思うんですよ。
ちょっとだけ勉強したり、必要なソフトウェアを選定して拾ってきたりってのが面倒なだけで。
他にも、オレの得意な料理やら酒をいじることだとかも、誰にでも備わっている能力で事が足りるような気がしてならないんですよ。
バーテンダーと話をしていると、「バーテンダーなんて誰にでもできるんだよね」なんて話になったりしてね。
あ、当然コンベとかで入賞するような人たちは別ですけど、オレらの言うバーテンダーはNBAとかそういうの関係なしに、客を楽しませて自分も楽しめる酒をサーブする人間のことですから。
なんていうのか、形から入ってしまったり、未知への恐怖感が色々なことの邪魔をしているんじゃないかなと思う今日この頃です。
「写真なんてカメラと目と指が1つずつあれば撮れるんだよ」
そう言って笑ってたカメラマンを何だか強く思い出しました。
彼の人のように肩の力を抜いてさらりとそんなことを言ってみたいものです。
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