引いては返す波。
波音と潮の香りに独特の心地よさを覚えます。
幼い頃から身近に感じていた感覚です。
「水着のおねいさん最高!」とか言いつつ海水浴場に行ってると思われがちですけど、オレって遊泳禁止地区の方が落ち着くんですよね。
波に乗ってたというのもあるんですけど、小さい子供と波打ち際でビーチボールで遊んだり、砂山をつくってみたりなんてこともキライじゃないんです。
そして、実は夏の終わりに海の家をたたんでるのを横目にだらだらと海岸沿いを一人で歩くのが、イチバン好きだったりします。
海ってファッションじゃなくて、オレにとっては生活なんですよ。
多忙で海岸まではほとんど行けませんけど、海に行ったら足先でも水に入りたいと思いますし、仕事帰りに地元を歩くと潮の香が家に帰ってきたという感覚を与えてくれますしね。
なんていうか、どんなに美しい海よりも、この小汚い色の海がオレにとっては母なる海です。
そんなことをだらだらと海岸を歩きながら考えてました。
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