比較

比べられるのが嫌い。
それがどんな事柄であれ、何かと並べられて気分が良くなるはずもない。
比較対象などないくらいの変わり者として育ったからなのかもしれない。
相手の心に住まうものと自分を比べられた時、敵意にも似た感情をぶつけたくなる。
好戦的な感情はオレの思うよりも狡猾で強大で、相手を必要以上に傷つけてしまうから滅多に感情を爆発させることはないのだけど。
最近はその感情をコントロールできるようになってきたと思う。
表面上は平然と過ごすこともできなくはない。
少しは大人になれたのかもね。

***

オレの積み上げたものはすべて砂でできていたようです。
何年かけてみたところで、その大きな塔と並ぶものにはなり得ないと思います。
オレが差し出した手は短くそして頼りないものだったのでしょう。
ことによると差し出すポーズを取っただけの偽善に過ぎなかったのかもしれません。
ある種の絶望と憤慨が心の底に澱として溜まっています。
非力で矮小な自分は結局のところ、何を変えられるわけでもないというのがよく分かりました。
「バカにするな」という言葉を口にすることすら、オレには許されないのだと思います。
あの雨の夜からずっとあった、わだかまりの正体が分かった気がします。
変わろうともしない相手に対して、オレだけが空回りしていたのがハッキリした気がします。
思う存分後悔に酔いしれてください。

コメントはまだありません »

コメントを残す

sakura

桜

春の色。
参道に咲く華。
雨が上がれば季節が移る。

up

瓶の群れ

旧いアメリカンロック。
深い琥珀色をした苦い炭酸水。
自分を取り戻すために必要な時間。

JPN cat day

麦酒

乾杯
嬌声
猫の日の為に

gradation

掛かる月

また明日。
夕飯の香り。
落下する夜。

overpass

歩道橋

深夜零時の散歩道
風は藍色
夜の音は白

carved seal

灯り

刻みたい。
記憶に、気持ちに、感情に。
少しでも、自分の痕を。

蒼月

月を探すのが好き
青空に架かる昼の白い月も
凍てついた夜空に蒼く灯る月も

新年イヴ

カフェカウンター

乾杯。
去年と今年と来年の間に。
シンプルに、気まぐれに、ええかっこしいで。

硝子色の朝

カラフェの日本酒

いただきます。
ごちそうさま。
食卓の温度。

rain,night,tomorrow

雨の路面

雨音。
夜の声。
明日、晴れるかなぁ。

candles

箱の中の蝋燭


「自分らしく、したいことをすればいい」
それは実に無責任なアドバイスで、 Details »

stand

川

好みの立ち位置というのが誰しもあると思うのです。
2番手でいるのが良かったり、真ん中が心地よかったり、浮いてるか沈んでるかが良かったり、 Details »

yellow magic

キイロ

Eagle,Shark,Panther.
カレーが好き。
ヒーローの色はキイロ。

maybe rain

信号機

本を開く。
言葉を紡ぐ。
雨の日の為に。

cherry

櫻色

感謝と哀悼と。
生と死の交錯する日。
列に並ぶのはもう少し先。