知り合いにそういうものをつくってる人がいた。
ディスカウントショップやデパートのブランドバッグのセール期間中には何度となく顔を合わせて、「それじゃアソコで売られてるのって~」となぜかオレが気まずくなったものだ。
同じ生産地で同じ素材を使って同じ製法でつくっているのだそうで、違うのはエンブレムだけという、ある意味本物な作品だとのこと。
それで儲けがどれだけ出るのかと尋ねると、定価で販売すればそれなりの場所に店を出しても笑いが止まらないくらいだそうで。
たしかにナイロンバッグに何万も出すんだから、利益率がべらぼーなのは分からなくはないけどね…。
逆にスペインの革製品の某大手ブランドは、偽造したところで定価に近い価格で販売しないとちょっとツライという話で、本当にすごい商品を扱ってるんだなぁと妙に納得させられたりして。
やっぱりエンブレムとか謎なデザインに踊らされるよりも、「本物」に金を使いたいと思う今日この頃。
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