大人になることは、老いにつながるのかもしれません。
がむしゃらに力いっぱいやってきたことが、年月を経ることで体得したコツによってその半分の力も入れずにこなせてしまうことってあると思います。
もちろん、そこで温存した分は他のことをこなすわけですが、それにしたってがむしゃらで100パーセント以上の力を出しているのとは違って、80パーセントも出し切れればマシだったり。
こなせる量としては150とか200パーセント近いものがあってもどこか釈然としない思いにかられるわけです。
実績としては従来のそれよりもはるかに残せるので、こういうのもおかしな話ですが、それで精一杯やれているのかなと…。
オレ自身はあまり賢い方ではありませんし、ガキの頃から何かに賭けてきたタイプでもありません。
それにしても、自分の得意分野というものを手に入れてしまった今、オレはこれでいいのかどうか不安になるのです。
楽をして多くをこなすことが悪いわけはないのですけど、どこか違和感を覚えて仕方ないのです。
努力と根性は嫌いな言葉と公言するオレが、こんなことを考えるなんてどうかしてますかね。
ヤキが回った…のかもしれません。
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