人としての力量というのがあります。
もちろんその評価基準は人それぞれで、職能や地位といった社会的なものから容姿や身体能力といったもの、果ては雰囲気や直感という不明瞭なものに至るまで様々です。
何が基準として相応しいのかは分かりませんし、雰囲気・直感という目盛りのないものさしを選ぶのであれば基準という言葉も怪しいくらいです。
なので、オレ自身がそういう基準を探すときは、比較が難しいものを基準とせず、比較対象を浅くであっても広く集めます。
力量の大きさを見込んでみたところで、世間一般と比較してみたらずば抜けているとは言えず、カリスマの持つそれとでは雲泥の差がある…というのでは困ってしまうからです。
自分の基準が世間のそれとは相容れない場合もありますが、それにしても過小にせよ過大にせよ、あまりにもズレた感覚は良くないのでは?と思うような年代になってきました。
10代の自分に「守りに入ってる」と笑われてしまうかもしれませんが…、世間一般が良かれと信じる基準にはそれなりに大きい強みがあるんだと気づかされたわけです。
まぁ、自身の感性がより優れていると信じられるような事柄に関しては、どちらを優先すべきかは分かっているつもりですが。
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