感性

ダサイというか垢抜けない印象が、いわゆる日本のオヤジからは強く感じられてしまいます。
何が足りないかというと美的センスとか自身の姿を省みることとか、そういったものなのでしょうか。
「見てくれにはこだわらねえよ」そういったことを言いたがる人は多いかもしれません。
でも、外観にこだわらないことと感性を磨かないということは、まったく別次元のものであると思うんです。
感性を磨けないというのは、美味しそうな料理に涎を垂らさないとか、夕焼けを見て美しいと感じられないとか、そういった次元のことになってくるんじゃないかなと思うんです。
何の目的もなくただ街をぶらつくとか、ふとしたところで出会う絵画に目を留めるとか、そういった余裕が日本のオヤジには足りない気がするんですよね。
それと同様にスーツが作業着になってしまっては着替える面白さもありません。
小物やシャツにでも少し遊び心を加えるとか、休日の服飾に気合いを入れるとか、幼い日に新しい服を下ろした時のあのドキドキするような感触を思い出せたなら、少しはカッコイイオヤジに近づけるんじゃないかなと思ったりするんですよね。
ちなみに、オレのオヤジ(デニス・ホッパー似)は、服には無頓着なようでいて実はこだわりの多い嫌なヤツです。
あの頑固なまでのこだわりを良い方向に少しだけ真似てみたい今日この頃です。
でも考えてみりゃ、オレも日本のオヤジ世代なわけですよね。
日本のオヤジらしくないと言われるように、自身の感性を磨くことを忘れないように心がけていきましょうかね。
自分を省みないのは恥ずかしいことですから。

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sakura

桜

春の色。
参道に咲く華。
雨が上がれば季節が移る。

up

瓶の群れ

旧いアメリカンロック。
深い琥珀色をした苦い炭酸水。
自分を取り戻すために必要な時間。

JPN cat day

麦酒

乾杯
嬌声
猫の日の為に

gradation

掛かる月

また明日。
夕飯の香り。
落下する夜。

overpass

歩道橋

深夜零時の散歩道
風は藍色
夜の音は白

carved seal

灯り

刻みたい。
記憶に、気持ちに、感情に。
少しでも、自分の痕を。

蒼月

月を探すのが好き
青空に架かる昼の白い月も
凍てついた夜空に蒼く灯る月も

新年イヴ

カフェカウンター

乾杯。
去年と今年と来年の間に。
シンプルに、気まぐれに、ええかっこしいで。

硝子色の朝

カラフェの日本酒

いただきます。
ごちそうさま。
食卓の温度。

rain,night,tomorrow

雨の路面

雨音。
夜の声。
明日、晴れるかなぁ。

candles

箱の中の蝋燭


「自分らしく、したいことをすればいい」
それは実に無責任なアドバイスで、 Details »

stand

川

好みの立ち位置というのが誰しもあると思うのです。
2番手でいるのが良かったり、真ん中が心地よかったり、浮いてるか沈んでるかが良かったり、 Details »

yellow magic

キイロ

Eagle,Shark,Panther.
カレーが好き。
ヒーローの色はキイロ。

maybe rain

信号機

本を開く。
言葉を紡ぐ。
雨の日の為に。

cherry

櫻色

感謝と哀悼と。
生と死の交錯する日。
列に並ぶのはもう少し先。