頭の弱い人間にはきっと身につかないものだと思います。
ここで言う「頭の弱さ」というのは、勉強の出来不出来でも知能指数の高低でもなく、人間としての誇りを持ち得るか否かにかかるものです。
誇りある者は舐められれば腹が立ちますし、事によっては怒り心頭することもあるでしょう。
しかしながら、誇りのない者は怒ることができません。
場合によってはバカにされていることにすら、少しも気づくことが出来ません。
自分自身の首を絞めているときであっても、おそらくは首がねじ切れる瞬間まで気がつくことはないのだと思います。
そんな人間に自身の行動の責任を問うこと自体が、愚の極みなのだと近頃は思います。
誇りなき者に自身の行動の責任を取れと言うことに、何らかの意味を見出すことができないのです。
罵られて為すすべなく地べたに座り込む成人より、バカだと言われて顔を真っ赤にして怒る幼児の方がいかほど誇りを持っているか、考えてみるのも悪くないかもしれません。
誇りあるものにこそ、責任という重荷は意味を持つことを。
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私信。
おつかれさま。
次こそ良きスタートが切れますように。
陰ながら祈っています。
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