少しばかり美味いものを食べ過ぎているようです。
ココは美味しいと連れて行かれた店で何を食べても「これは!」と思えないことが多いのです。
きっと格安の定食ライクな価格設定なら美味しいと判断できるレベルなのだと思いますけど、場所柄なのかあまり懐に優しくない価格設定だとなると料理人の腕と紹介者の舌を疑わざるを得ません。
そんなステキな価格設定の店に連れて行かれたからには、期待するじゃないですか。
それを裏切られたらやっぱり、毒も吐きたくなりますよね。
「これと同じ値段の刺身を買ってきたら、シロートがさばいてもこの料理より美味しいよね」と酔ったふりもせずに素で言います。
対価に見合うあるいはそれ以上のものを食わせる(飲ませる)というのは、料理を生業としている以上は最低限のマナーだと思うのですわ。
まぁ、接客態度で食べ物の味は3割増にも3割減にもなりますから、一概に美味いものだけ出してればいいってわけじゃないですけどね。
ちなみに、アレなお店を勧めるようなヤツには、オレの好きなそれなりに財布に優しい価格と美味しいと素直に言えるレベルの料理を出す店には、なるべく連れて行かないようにしています。
知らない世界を知ってしまった後、自分のテリトリーに帰れなくなるのは想像に難くないですからね。
知らない方がいいこともあるんですよ、きっと。
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