少しばかり美味いものを食べ過ぎているようです。
ココは美味しいと連れて行かれた店で何を食べても「これは!」と思えないことが多いのです。
きっと格安の定食ライクな価格設定なら美味しいと判断できるレベルなのだと思いますけど、場所柄なのかあまり懐に優しくない価格設定だとなると料理人の腕と紹介者の舌を疑わざるを得ません。
そんなステキな価格設定の店に連れて行かれたからには、期待するじゃないですか。
それを裏切られたらやっぱり、毒も吐きたくなりますよね。
「これと同じ値段の刺身を買ってきたら、シロートがさばいてもこの料理より美味しいよね」と酔ったふりもせずに素で言います。
対価に見合うあるいはそれ以上のものを食わせる(飲ませる)というのは、料理を生業としている以上は最低限のマナーだと思うのですわ。
まぁ、接客態度で食べ物の味は3割増にも3割減にもなりますから、一概に美味いものだけ出してればいいってわけじゃないですけどね。
ちなみに、アレなお店を勧めるようなヤツには、オレの好きなそれなりに財布に優しい価格と美味しいと素直に言えるレベルの料理を出す店には、なるべく連れて行かないようにしています。
知らない世界を知ってしまった後、自分のテリトリーに帰れなくなるのは想像に難くないですからね。
知らない方がいいこともあるんですよ、きっと。

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sakura

桜

春の色。
参道に咲く華。
雨が上がれば季節が移る。

up

瓶の群れ

旧いアメリカンロック。
深い琥珀色をした苦い炭酸水。
自分を取り戻すために必要な時間。

JPN cat day

麦酒

乾杯
嬌声
猫の日の為に

gradation

掛かる月

また明日。
夕飯の香り。
落下する夜。

overpass

歩道橋

深夜零時の散歩道
風は藍色
夜の音は白

carved seal

灯り

刻みたい。
記憶に、気持ちに、感情に。
少しでも、自分の痕を。

蒼月

月を探すのが好き
青空に架かる昼の白い月も
凍てついた夜空に蒼く灯る月も

新年イヴ

カフェカウンター

乾杯。
去年と今年と来年の間に。
シンプルに、気まぐれに、ええかっこしいで。

硝子色の朝

カラフェの日本酒

いただきます。
ごちそうさま。
食卓の温度。

rain,night,tomorrow

雨の路面

雨音。
夜の声。
明日、晴れるかなぁ。

candles

箱の中の蝋燭


「自分らしく、したいことをすればいい」
それは実に無責任なアドバイスで、 Details »

stand

川

好みの立ち位置というのが誰しもあると思うのです。
2番手でいるのが良かったり、真ん中が心地よかったり、浮いてるか沈んでるかが良かったり、 Details »

yellow magic

キイロ

Eagle,Shark,Panther.
カレーが好き。
ヒーローの色はキイロ。

maybe rain

信号機

本を開く。
言葉を紡ぐ。
雨の日の為に。

cherry

櫻色

感謝と哀悼と。
生と死の交錯する日。
列に並ぶのはもう少し先。