免疫

隠したものを見つけられない相手をコドモとするのはオトナのやることではありません。
自分がオトナだと言うからには、すんなり生まれ持った感性で理解できるような人間ばかりじゃないことを分かっていないはずはないでしょうから。
だから相手をコドモだと思うのなら、手を差し伸べてくれたと誤解するような行為はしてはいけません。
愛してくれると近づいた途端に、平手を食らわせられたコドモは絶望するしかないのですから。
自分が身を守る術をどうやって身につけたか思い出してみてください。
心についた傷や痛みは、インフルエンザの予防接種のようなものです。
小さな病の種があってこそ、大病を克服することが出来るんです。
温室育ちを悪し様に言うなら、部屋のドアを開け放って道を示してやればいいと思います。
自身の意思で温室を抜け出す勇気あるものは、温室の庇護なく育たざるを得なかったものは、外気に晒されて生き続けてきたものが想像するよりもずっとずっと少ないんですから。
誰しもが強く賢く生まれてくるわけじゃありません。
傷と痛みを伴って初めて見えてくるものもあるんです。
そして、浅い傷ですら恐れるものが大多数である現実を忘れてはいけません。

モチを装いましょう、正月近いですし。
それにしても、今回は事故ったりしないで欲しいものです。
身近な人たちに「お前、それはまずいだろう」と本気で心配されますので。
えっと、彼の時だってオレのせいじゃありません。
偶然って怖いのです。

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sakura

桜

春の色。
参道に咲く華。
雨が上がれば季節が移る。

up

瓶の群れ

旧いアメリカンロック。
深い琥珀色をした苦い炭酸水。
自分を取り戻すために必要な時間。

JPN cat day

麦酒

乾杯
嬌声
猫の日の為に

gradation

掛かる月

また明日。
夕飯の香り。
落下する夜。

overpass

歩道橋

深夜零時の散歩道
風は藍色
夜の音は白

carved seal

灯り

刻みたい。
記憶に、気持ちに、感情に。
少しでも、自分の痕を。

蒼月

月を探すのが好き
青空に架かる昼の白い月も
凍てついた夜空に蒼く灯る月も

新年イヴ

カフェカウンター

乾杯。
去年と今年と来年の間に。
シンプルに、気まぐれに、ええかっこしいで。

硝子色の朝

カラフェの日本酒

いただきます。
ごちそうさま。
食卓の温度。

rain,night,tomorrow

雨の路面

雨音。
夜の声。
明日、晴れるかなぁ。

candles

箱の中の蝋燭


「自分らしく、したいことをすればいい」
それは実に無責任なアドバイスで、 Details »

stand

川

好みの立ち位置というのが誰しもあると思うのです。
2番手でいるのが良かったり、真ん中が心地よかったり、浮いてるか沈んでるかが良かったり、 Details »

yellow magic

キイロ

Eagle,Shark,Panther.
カレーが好き。
ヒーローの色はキイロ。

maybe rain

信号機

本を開く。
言葉を紡ぐ。
雨の日の為に。

cherry

櫻色

感謝と哀悼と。
生と死の交錯する日。
列に並ぶのはもう少し先。