まだ梅雨?

車内に寝転ぶガキ。
着慣れないスーツは新社会人か。
もう酒の飲み方が分からないトシでもないだろうに。
先輩は仕事の前に酒の飲み方を教えてやった方がいい。
それがいかに有用なことか、ジジイになってから思い知るのだとしたら、あまりに寂しすぎるから。
かつて酒とともに生きてきた人間としてそう思います。

***

ワンコインカフェに姉さんと行ってきました。
レゲエをかけまくっている様は噂通りの雰囲気。
少し明かりを落とした店内には、マスターと思しき若い男性が接客をこなすのが見受けられる。
パスタは注文を受けてから製麺をこなすという熱の入れようで、味も納得の出来で気づけばついつい会話も弾んでました。
ちなみに姉さんのオーダーはベイブ飯、八角を多量に使った角煮丼でこっちも美味かったです。
ドリンクにトニックウォーターがあったのも個人的にはストライク。
ちなみに、バーのレゲエに上半身裸でノリまくって踊り狂ってた話をぶつけると、えへへと笑いながらかわされたので、きっと酔って記憶が薄いか忘れたい過去なんでしょうということで納得。
近所にステキな店があるというのはかくも嬉しいものです。

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夜櫻

夜桜

春色の空。
彼の人の居ない其処。
いつしか一回り。

サクラアメ

ヤマザクラ

花散らしの降る前に。
白い色と葉の緑。
「また春が来たよ」

春の音

サクラ

口に出して納得したこと。
「オレからイチバン遠い季節」
腑に落ちた。

black out

パン屋の窓

暗転の恐怖。
あの夏の記憶。
静かな雨は福音。

7年分の遠回り

ボトルの壁

長く曲がりくねった道。
グラスに火酒と琴酒を同量入れて。
もう少しだけ遠回り。

記憶

RED

一回り。
辿る起源。
記憶にはない場所。

Ace

backbar

ジャズスタンダード。
スタンダードカクテル。
永く愛されるには理由がある。

帳の降りた頃

宝石箱

I will meet you in some place,
where the light lends itself to soft repose.
I will let you undress me.

itsuki

樹

いつかの乾杯。
暑い日のそれと。
寒い日のそれと。

rosso

almagro

red, red wine.
stay close to me.
don’t let me be alone.

桃色雲

桃色雲

leave me alone it’s nothing serious.
I’ll do it myself.
it’s got nothing to do with you…

オレンジ

寒空と夜の匂い。
いつもより沢山彼らと話をする。
きょうは猫の日。

看板

場末感

吹き抜ける風。
安酒の温度。
嬌声は遠く。

line

line

1本なら減算。
2本なら加算。
斜めにすれば乗算。

鉄の扉

倉庫

忘れたつもり。
閉じ込めたつもり。
でも、最初からそこには何もない。