踏み込み

下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる。
でも射程距離に入ってないものには、いつまで経っても届かないんです。
ましてや、誰も鉄砲を持って生まれてくるはずもなく、最初は絶対に素手なんですから。
自分の拳なり蹴りなりを自分の目標に当てるためには、まず間合いを詰めなきゃ話にもならないんですよ。
ただ、前に一歩でも踏み込んだら、その勢いにそのまま乗って行ってしまえば良いんです。
そういう点では格闘技や喧嘩と変わりません。
最初に勢いづいてしまえば、後はわりととんとん拍子で行ってしまえるわけです。
要ははじめの一歩をどこまで踏み込めるかってトコにかかってくると思うんです。
深く踏み込めば、踏み込んだ分だけカウンターを食らってもう立ち上がれないかもしれません。
逆に浅く踏み込んだり後ろに退いてみたりすれば、現状維持以上にはなりえませんが、今以上のリスクを背負うことはありません。
前に出る勇気、後ろに退く賢さ、どちらを選ぶかはその人次第。
でも、中途半端に宙ぶらりんではいつまで経っても何も変わらない、あるいはいつの間にか立ち上がれなくなってしまうってことだけは確かです。

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夜櫻

夜桜

春色の空。
彼の人の居ない其処。
いつしか一回り。

サクラアメ

ヤマザクラ

花散らしの降る前に。
白い色と葉の緑。
「また春が来たよ」

春の音

サクラ

口に出して納得したこと。
「オレからイチバン遠い季節」
腑に落ちた。

black out

パン屋の窓

暗転の恐怖。
あの夏の記憶。
静かな雨は福音。

7年分の遠回り

ボトルの壁

長く曲がりくねった道。
グラスに火酒と琴酒を同量入れて。
もう少しだけ遠回り。

記憶

RED

一回り。
辿る起源。
記憶にはない場所。

Ace

backbar

ジャズスタンダード。
スタンダードカクテル。
永く愛されるには理由がある。

帳の降りた頃

宝石箱

I will meet you in some place,
where the light lends itself to soft repose.
I will let you undress me.

itsuki

樹

いつかの乾杯。
暑い日のそれと。
寒い日のそれと。

rosso

almagro

red, red wine.
stay close to me.
don’t let me be alone.

桃色雲

桃色雲

leave me alone it’s nothing serious.
I’ll do it myself.
it’s got nothing to do with you…

オレンジ

寒空と夜の匂い。
いつもより沢山彼らと話をする。
きょうは猫の日。

看板

場末感

吹き抜ける風。
安酒の温度。
嬌声は遠く。

line

line

1本なら減算。
2本なら加算。
斜めにすれば乗算。

鉄の扉

倉庫

忘れたつもり。
閉じ込めたつもり。
でも、最初からそこには何もない。