雨の匂い

懐かしい気持ちになるというのは前にも書いた。
春の雨はことのほか、小さな頃を思い出させる。
まだ物心ついたばかりのちんちくりんが、ゴム長と雨ガッパを着て黄色いカサをさして散歩。
最近そんなカッコの子供を見かけると、自分がそんなカッコで水溜りをバシャバシャと駆け回っていたことを思い出す。
彼らも何十年かしたらそんなコトを考えるのかなって思ったら、なんだか微妙な気持ちになって少し笑った。
やっぱり雨の日はキライじゃない。

Published on 2003/03/03 06:33.
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夜櫻

夜桜

春色の空。
彼の人の居ない其処。
いつしか一回り。

Published on 2013/03/27 00:00.
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サクラアメ

ヤマザクラ

花散らしの降る前に。
白い色と葉の緑。
「また春が来たよ」

Published on 2013/03/24 00:00.
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春の音

サクラ

口に出して納得したこと。
「オレからイチバン遠い季節」
腑に落ちた。

Published on 2013/03/22 00:00.
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black out

パン屋の窓

暗転の恐怖。
あの夏の記憶。
静かな雨は福音。

Published on 2013/03/14 00:00.
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7年分の遠回り

ボトルの壁

長く曲がりくねった道。
グラスに火酒と琴酒を同量入れて。
もう少しだけ遠回り。

Published on 2013/03/11 00:00.
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記憶

RED

一回り。
辿る起源。
記憶にはない場所。

Published on 2013/03/09 00:00.
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Ace

backbar

ジャズスタンダード。
スタンダードカクテル。
永く愛されるには理由がある。

Published on 2013/03/06 00:00.
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帳の降りた頃

宝石箱

I will meet you in some place,
where the light lends itself to soft repose.
I will let you undress me.

Published on 2013/03/05 00:00.
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itsuki

樹

いつかの乾杯。
暑い日のそれと。
寒い日のそれと。

Published on 2013/03/03 00:00.
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rosso

almagro

red, red wine.
stay close to me.
don’t let me be alone.

Published on 2013/02/28 00:00.
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桃色雲

桃色雲

leave me alone it’s nothing serious.
I’ll do it myself.
it’s got nothing to do with you…

Published on 2013/02/25 00:00.
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橙

オレンジ

寒空と夜の匂い。
いつもより沢山彼らと話をする。
きょうは猫の日。

Published on 2013/02/22 00:00.
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看板

場末感

吹き抜ける風。
安酒の温度。
嬌声は遠く。

Published on 2013/02/20 00:00.
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line

line

1本なら減算。
2本なら加算。
斜めにすれば乗算。

Published on 2013/02/19 00:00.
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鉄の扉

倉庫

忘れたつもり。
閉じ込めたつもり。
でも、最初からそこには何もない。

Published on 2013/02/16 00:00.
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