睡眠

ここんとこ、1時間スパンくらいの細切れで目が覚めます。
漠然と夢の内容は覚えてますが、どんな夢だったか思い出そうとするとなぜだか上手く思い出せません。
まあ、肋骨をはじめとする古傷は痛むし、異様な量の寝汗もかいてますからロクな夢を見ちゃいないんでしょうけどね。
なんていうのか、自分の子供さ加減とか無力感という辛酸を舐め続けさせられるような嫌な夢だってのはよく覚えてるんですけどね…。
眠ると逆に疲れるので今日は3時過ぎには起きてしまってます。
深夜に1人で起きているとロクなことも考えませんね。
起きてても疲れちゃいそうですわ。
冷静に客観視して、静かに荒れてます。

***

知り合いの身内が癌だそうだ。
まったく生きるってのは簡単じゃない。
死んだ人間だの殺された人間だのは今まで腐るほど見てきたけど、肉親の死を身近に感じた人間のあの表情だけは慣れることはない。
やはり死んだ人間を見るのとは違って、オレにも恐怖が伝わってくるから。
死んだ人間は血と肉の塊、そんなものに恐怖は覚えない。
生きている人間の方がよっぽど怖い。
なぜ相談相手にオレを選んだのかは分からないけど、オレに話すことで少しでも驚きとか恐れといったものを和らげることになるなら、いくらでも話を聞こうと思う。
陳腐な慰めの台詞さえ思いつきはしないけど、話を受け入れることだけはオレにもできるから。

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夜櫻

夜桜

春色の空。
彼の人の居ない其処。
いつしか一回り。

サクラアメ

ヤマザクラ

花散らしの降る前に。
白い色と葉の緑。
「また春が来たよ」

春の音

サクラ

口に出して納得したこと。
「オレからイチバン遠い季節」
腑に落ちた。

black out

パン屋の窓

暗転の恐怖。
あの夏の記憶。
静かな雨は福音。

7年分の遠回り

ボトルの壁

長く曲がりくねった道。
グラスに火酒と琴酒を同量入れて。
もう少しだけ遠回り。

記憶

RED

一回り。
辿る起源。
記憶にはない場所。

Ace

backbar

ジャズスタンダード。
スタンダードカクテル。
永く愛されるには理由がある。

帳の降りた頃

宝石箱

I will meet you in some place,
where the light lends itself to soft repose.
I will let you undress me.

itsuki

樹

いつかの乾杯。
暑い日のそれと。
寒い日のそれと。

rosso

almagro

red, red wine.
stay close to me.
don’t let me be alone.

桃色雲

桃色雲

leave me alone it’s nothing serious.
I’ll do it myself.
it’s got nothing to do with you…

オレンジ

寒空と夜の匂い。
いつもより沢山彼らと話をする。
きょうは猫の日。

看板

場末感

吹き抜ける風。
安酒の温度。
嬌声は遠く。

line

line

1本なら減算。
2本なら加算。
斜めにすれば乗算。

鉄の扉

倉庫

忘れたつもり。
閉じ込めたつもり。
でも、最初からそこには何もない。