傷口

過去を吐露するには傷口を開く痛みを伴う。
それに対して学習がないだのいい経験だのと軽い感想を持つのは、痛みを知らない側の人間。
知らないことを幸福に思いながら、口をつぐめとオレは言いたい。
痛みを知らない者の何の気なしの言葉が、痛みを持つ者の心を深く穿つことは少なくない。
失ってからでは遅すぎる。
失った存在の大きさを実感してからでは何もかもが遅すぎる。
自らが矮小であることを実感するのは、自身の体に傷を刻み込んでからであると、再び思い知らされた。
若さは罪ではないが、己の幼さを知らずに大人ぶるのは愚かさを通り越して罪であると思う。
ほとんどの学生は20歳を越えようとも、所詮は未だ机上でしか物を学んでいない世代だと、いつか自分が笑われていたように彼らを見てしまう。
自分が見ていない世界を見てきた相手は、たとえ見てきた世界がどんなものであろうと、認めるべきだとオレは思う。
それができないのは、オレたちのようなクズですらない。

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箱根駅伝

箱根駅伝開催。
箱根駅伝を見ると、あー年始回りでオヤジの兄貴の家で見てたよなぁ、とか思い出したり。
いつからか年始回りにくっついていくこともなくなって、オヤジの兄貴も死んじゃって、そんな空気を感じることもなくなったわけだけど、やっぱり駅伝を見て思い出すのは幼い日の光景。

ちなみにあれだけ近く(R134)を走ってる、駅伝ランナーを見に行ったことは1度もありません。
ミーハーな心は欠片もないようです。

***

ゲームのサウンドトラックス。
これだけで引く人も多いかと思う。
オレもファミコン時代のピコピコ音のサントラを想像すると萎える。
でもコイツは違うぞってコトで、最近は「探偵・神宮司三郎」の15周年サントラを聴いています。
ゲーム自体はサウンドノベルって感じでアレですが、音が激しく良いのです。
下手なジャズアルバムよりも、絶対に酒に合います。
あんまり店頭売りしてるのは見たことないので、アマゾンとかセブンドリームドットコムとかで買うと良いです。
ちなみにゲームの方はあれだけ騒いでたのにもかかわらず未だに買ってません。
誰かください。

Jump!

ジャンプで幕開けの2003年でした。
その後、カミュを2杯とイクラ御飯を1杯という妙な組み合わせで食事。

年始回り(?)の電話で「ぼちぼちですよ~♪」と言われた近所のバーに行ってみたら、大混雑。
だまされたー!
ハタチそこそことか未成年だろ~というメンツの中で飲むのはさすがにキツかったです。
モーガンをボトル3分の2くらい空けたくらいで朝を迎えたわけですが、さすがに酔い酔いでした。
若者の悩み相談中に他の物も飲んでたせいかもしれません。
普通に歩いて帰宅したのは覚えてるんですが、その後洗濯機を破壊したりしたのは覚えていません。
1年の計は元旦にありってコトで、今年もでろでろって感じでいきますわ。