別離

明日で近所のバーを上がるヤツがいます。
出会ってから半年、ホントに美味いメシをご馳走になり、楽しいギターを聴かせてもらいました。
おそらく、辞めてしまってからしばらくは会うこともなくなってしまうでしょうけど、彼の料理センスの高さとか笑える閉店後のライブを忘れる日はないでしょう。
いつも思うことですが、楽しい酒と時間を共有できるバーテンダーと出会えたコトはとても嬉しいです。
そして、こうやって新しい目標に向かっていく彼の背中を見送ることが出来るコトも嬉しいことだと思います。
なんだか、William Makapeace Thackerayという英国作家の言葉を思い出しました。
奥深くて難しい言葉ですし、ここまで重い別れでもないんですが、この言葉に近い感覚が心の中にあります。
「愛してその人を得ることは最上である、愛してその人を失う事はその次に良い」

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re:born 5th

2階から

あともう少しだけ遠回り。
命数は紡ぐもの。
シンプルに、気まぐれに、ええかっこしいで。

blue heaven

蒼

蒼色した街。
ずっと背伸びをしていた。
その背中を見失わないように。

御神酒

社の前

神様の降りてくる夜。
ただくだらない話をして酌み交わすだけの夜。
そういう無駄遣いはキライじゃない。

50:50

蜘蛛の灯

普通じゃないから得られないものもある
普通じゃないからこそ得られるものもある
どっちもどっち

風見鶏

壁掛けの皿

壁掛けの皿たち。
いつか訪れたラ・ビスバルのそれと同じ。
昼下がりの温度。

I’m not sure.

鬼の棲む街

生は不確かなもの。
死は確かなもの。
そう言ったのは誰だっけ?

hora sexta

テーブルの上に

紫煙と火酒と気怠い音楽。
確かなのはさっきまでの温もり。
迎えるのはごく当たり前の夕陽。

ソファに丸まって

2階席

指定席。
感情を許す場所。
古いロックと強い火酒。

blow

船着場

船のない日。
置いてけぼりの温度。
ペリエにはライムを沈めて。

真夜中の横断帯

真夜中の横断帯

ぬるい風。
海鳴り。
午前0時。

2階のカフェ

2階のカフェ

夏の色。
氷の音。
懐かしい歌。

maintenant

夏の海

rien de ce que tu vois.
ne passera deux fois.
demain n’existe pas.

greenday

緑のネコ車

緑色。
花の名前。
午後の風。

赤蝋

redtop

過ぎた時間は10年余。
グラスに満たした赤銅色。
彼の人の雰囲気のそれ。

piece

Conversation piece

会話の種。
対話のできる場所。
マトモでいるために必要なこと。