睡眠

ここんとこ、1時間スパンくらいの細切れで目が覚めます。
漠然と夢の内容は覚えてますが、どんな夢だったか思い出そうとするとなぜだか上手く思い出せません。
まあ、肋骨をはじめとする古傷は痛むし、異様な量の寝汗もかいてますからロクな夢を見ちゃいないんでしょうけどね。
なんていうのか、自分の子供さ加減とか無力感という辛酸を舐め続けさせられるような嫌な夢だってのはよく覚えてるんですけどね…。
眠ると逆に疲れるので今日は3時過ぎには起きてしまってます。
深夜に1人で起きているとロクなことも考えませんね。
起きてても疲れちゃいそうですわ。
冷静に客観視して、静かに荒れてます。

***

知り合いの身内が癌だそうだ。
まったく生きるってのは簡単じゃない。
死んだ人間だの殺された人間だのは今まで腐るほど見てきたけど、肉親の死を身近に感じた人間のあの表情だけは慣れることはない。
やはり死んだ人間を見るのとは違って、オレにも恐怖が伝わってくるから。
死んだ人間は血と肉の塊、そんなものに恐怖は覚えない。
生きている人間の方がよっぽど怖い。
なぜ相談相手にオレを選んだのかは分からないけど、オレに話すことで少しでも驚きとか恐れといったものを和らげることになるなら、いくらでも話を聞こうと思う。
陳腐な慰めの台詞さえ思いつきはしないけど、話を受け入れることだけはオレにもできるから。

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pieces

向かい側の美容室

自分心地のいい席。
弾けるベルモットの香り。
拾い集める5年前の断片。

purple

紫煌

夕闇の風。
いつもの香水。
U got me blowin’, blowin’ my mind.

三日月

三日月

曇り空の三日月。
走り抜ける風。
潮の香りと砂の感触。

木の椅子

ベンチ

木の椅子。
あの初夏の匂い。
懐かしい歌。

8 bears

右側の席

時計代わりのTV
1日中ゴロゴロして過ごすのも
悪くはないよね

幹に咲く花

幹に咲く花

春の色。
さりげなく。
でも雄弁に。

桜の空

桜の空

強い風。
春の色。
昼寝日和。

white soup

オレンジ

消えてから11年。
同じ病に罹って4年半。
オレはまだ貴方を紡げてる。

the dead man’s hand

小鳥

You know I’m born to lose
But that’s the way I like it
I don’t wanna live for ever

The Magic of Oz

猫

読み返す童話。
其処にいる自分。
臆病な獅子。

One.

扇風機

そいつがそいつでいてくれたら、
ただそれだけでいい。
あるがままに、そのままに。

additional time

時計

世界は変わらない。
変わるのは自分だけ。
欲するのは自身を紡ぐもの。

funny bunny

棚の上

葡萄酒の酔いと紫煙の香り。
いつかの乾杯の続き。
笑わせるのは苦手じゃない。

ハル

梅

冷たい風。
昨夜の嬌声。
オレからイチバン遠い季節。

湯呑

湯呑み

ポットの音。
茶の香。
ホッと一息。