いいひと

見かけによらずいい人ですねと言われる。
見かけによらずってのは余計だが、当然のことながら悪い気はしない。
ただ、「いいひと」ってどんな人なんだろうと考える。
善玉とか悪玉とか、昔の戦隊ものとかコレステロールとかなら簡単に見分けられるけど、現実にある人間社会ではそういう区別ってホントにできなくなった気がする。
たとえば、自分の車の駐禁切る警官は「悪」と映っても、ヤクザに絡まれた時に間に入ってくれたら「善」と映る。
要は置かれた状況と立場の違いで「悪」も「善」になるし、その逆もまた然りというところに落ち着く。
だから、オレを「いいひと」と受け止める人たちは、自分にとってのプラス要因をオレの中に見てるんだろうなと勝手に納得する。
でも、見かけによらずってのは余計だ。(再)

***

新成人。
みなさん相変わらずのダメガキっぷりを発揮してくれたようで何よりです。
もう自分のケツは自分で拭くしかなくなったことを再認識する意味でも、1度くらいならハコに入った方が良いと思います。
20年を経て人に成ったわけですから、人として最低限のマナーは守らなくてはね。
つまらない話を聞きたくなければ、その場に参加しなければいいだけの話です。
イベントに酔い酔いで出る機会は、社会人になってからの忘年会とか新年会とか、これから先いくらでもあるんだから、何も1度きりの成人式で醜態を晒す必要はないでしょ。

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pieces

向かい側の美容室

自分心地のいい席。
弾けるベルモットの香り。
拾い集める5年前の断片。

purple

紫煌

夕闇の風。
いつもの香水。
U got me blowin’, blowin’ my mind.

三日月

三日月

曇り空の三日月。
走り抜ける風。
潮の香りと砂の感触。

木の椅子

ベンチ

木の椅子。
あの初夏の匂い。
懐かしい歌。

8 bears

右側の席

時計代わりのTV
1日中ゴロゴロして過ごすのも
悪くはないよね

幹に咲く花

幹に咲く花

春の色。
さりげなく。
でも雄弁に。

桜の空

桜の空

強い風。
春の色。
昼寝日和。

white soup

オレンジ

消えてから11年。
同じ病に罹って4年半。
オレはまだ貴方を紡げてる。

the dead man’s hand

小鳥

You know I’m born to lose
But that’s the way I like it
I don’t wanna live for ever

The Magic of Oz

猫

読み返す童話。
其処にいる自分。
臆病な獅子。

One.

扇風機

そいつがそいつでいてくれたら、
ただそれだけでいい。
あるがままに、そのままに。

additional time

時計

世界は変わらない。
変わるのは自分だけ。
欲するのは自身を紡ぐもの。

funny bunny

棚の上

葡萄酒の酔いと紫煙の香り。
いつかの乾杯の続き。
笑わせるのは苦手じゃない。

ハル

梅

冷たい風。
昨夜の嬌声。
オレからイチバン遠い季節。

湯呑

湯呑み

ポットの音。
茶の香。
ホッと一息。