再会

高校生の頃の知り合いに会う。
ハッキリ言ってその頃の同級生って、オレの出席率の悪さの影響で、ほぼ確実に友達ではなくて知り合い。
なので普通は何の感慨もないんだけど、今回はちょっとだけ違う気がした。
その娘が予想以上にキレイになってたせいかもしれませんが。
変わってないねぇと繰り返す相手に、お前はキレイになったよなぁと社交辞令的に返すオレ。
そんなオレの対応に、やっぱり変わってないじゃんと笑い出す。
その屈託のない笑い方に相手が誰だか気づき、ふっとその頃を思い出す。
大人ぶって周りを遠ざけてたオレを思い出して妙に笑えた。
こういう再会もたまには悪くない、疲れきった頭と体に心地良かった。

Published on 2003/01/18 01:58.
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深紅色

紅色

貧困や戦争が人を狂気に陥れる

とか、そんなこと言うけどさ
イカれてないヤツなんかいないぜ？
少なくともオレの仲間には

Published on 2011/09/29 00:00.
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音の壁

音の壁

同じ夢を見た。
月の出ない夜の夢を。
もう秋になるってことね。

Published on 2011/09/20 00:00.
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key of life

桃色の風

蓋をなくして穴の存在を思い出す
結局のところ、いつもそれの繰り返し

Published on 2011/09/18 00:00.
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赤色灯

赤ランプ

ちょっと深呼吸。
人工色の灯りの下で。

Published on 2011/09/13 00:00.
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おかえり、夏

ブレーキランプ

夏色の空。
オレも少しは変われたのかなって訊ねてみる。
途切れた夢の続きに。

Published on 2011/09/12 00:00.
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蒼炎

卓上炎

揺れる炎。
モヒート風ジンジャーエール。
カフェ仕事の合間にホッと一息。

Published on 2011/08/29 00:00.
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海沿いの道

松と信号

信号が灯るまでもう少し。
沈む陽と松の影。

Published on 2011/08/19 00:00.
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本日のスープ

白波

美味しく召し上がれ。
気の置けない仲間と一緒に。

Published on 2011/08/18 00:00.
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夕凪仙道

Jonathan

波音。
夕凪。
空にはジョナサン。

Published on 2011/08/15 00:00.
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百日紅

百日紅

蝉の声と紅の花。
雄弁に語る夏の日。

Published on 2011/08/14 00:00.
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ブラインド越しの空

ブラインドのある窓

珈琲とジャズと異国の絵本と
プライドと格闘したのは遠い記憶

Published on 2011/08/08 00:00.
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いつもの珈琲屋で

珈琲屋で

煎りを待つ。
いつもの珈琲豆屋。
足下には見知らぬ友達。

Published on 2011/08/05 00:00.
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夏の華

夏の華

夏の華は空に咲くものばかりではなく。
足下に咲くそれもまた華。

Published on 2011/08/04 00:00.
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無灯篭

灯りのない篭

空の篭には鬼灯でも。
灯火が消えぬように。

Published on 2011/07/22 00:00.
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棚の上のペシェ

棚の上のペシェ

甘い果実
南の海流を冠したカクテル
香りとともに脳に憑く記憶

Published on 2011/07/15 00:00.
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