フォトゼロ

暑い日の記憶。
クールでキュートなペンギンのいる店。

自家製に勝るオリジナルなし。
拘りも手抜きも自由自在。

温度のない木漏れ日を見る。
アスファルトと鉄骨の狭間で。

自分だけ器用にするより
失敗だらけの方がきっと楽しい

きっとね

スタンダードを飾る感性。
主張しすぎない個性。

霧雨の煙る夜に。
いつもの席で。

いつものカフェで。
朝まで語らうのは横浜の兄。
眠るよりも大事な時間。

猫語は分かりません
人語は通じません

でも、心を交わすことは難しくありません

命削って毎日過ごすのは、死ぬことより生きていないことの方が怖いから。
そういうもんじゃね？

「ただいま」の言える場所。
宿り木の灯。

5202122.
夕焼けの記憶。

ジャズとジントニック。
6年ぶりの歌声と初夏の暑さ。
傍らにはトーキョーの父。

夕凪。
蒼と紅の混ざる頃。
幼い頃に見た色と同じ。

風の抜ける場所。
Say, buddy, can you spare me a dime?

ラフな店でラフに傾けるグラス。
構えないのが楽しむためのルール。