声を出すことを売り物に生きている人を知っています。
声を出さないことを売り物に生きている人を知っています。
歌う仕事も声で酔わせる仕事も体験したことはありませんけど、声を出さない仕事には関わったことがあります。
それがいかに不自由で、表現の幅を狭められることかよく知っています。
言葉に出せば一瞬で伝わるもの、言葉でしか伝わらないはずのもの、…そういったものを表情で示さなければならないってことは、想像以上に難しいです。
彼女・彼らは、仕事が跳ねたら一様によくしゃべります。
抑圧のせいなのかどうかは分かりませんけど、他人の何倍も楽しげに語ります。
顔や体つきに似合わない声や話し方の持ち主も多いですけど、オレはそのギャップを楽しみます。
オレは随分前に彼らとは歩む道を分かちましたけど、完璧を求める視聴者サイドに立つ気はないので、友達として仲間としてその個性を愛しています。
同一ブランドで身を固める種類の人に、その個性を理解することは難しいかもしれません。
オレは一ヶ所でも歪みがあってこそ、他の部分により大きな魅力が感じられると思うのです。
オレは傷や歪みを誇ります。

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orange

from dusk till dawn

櫻の咲く頃。
橙色の空。
家路へとついた幼い日。

perch

麦酒

a beer of justice
a beer of love
a beer of peace

ガツンとゴハン

朝ご飯

美味しいものを知ること。
美味しいものを得ようとすること。
それが万事に通じるっていう経験則。

橙の時間

夕凪

波音。
流れ行くもの。
時の過ぎゆくままに。

stand by me

南瓜

乾杯と嬌声と。
不死鳥の消えた夜。
想いを馳せるのは冬の始まり。

greenday

ミドリ

ヒカリ。
ムオン。
明け方までもう少し。

R134

R134

其処に在る道。
海と陸とを隔てる線。
夜はまだ明けない。

blue x dog

ラベル

傾けるグラス。
いつものカウンター。
自分を取り戻すための時間。

moon child

月ひとつ、星ひとつ

夜の音。
風は凪。
月ひとつ、星ひとつ。

まだ平和な場所だ

いつもの席

いつもの席。
いつもの料理。
いつもの空気。

ナツゾラ

ナツゾラ

風鈴。
蝉時雨。
夏の終わり。

scrap and build

再開発

夏の日。
虫の音。
海鳴りの夜。

paradox

paradox

紡ぐ記憶。
つながる温度。
生み出される背理。

蒼犬の日

蒼犬のいる壁

香り高く。
荘厳な蒼犬の為に。
大切な乾杯を。

電球

電球

足下よりもちょっと遠く。
ほんの少し背伸びをした先。
ステキなものの在処。