よく言われた言葉です。
「誰もいなくても何でもできるから大丈夫ですよね?」って。
「貴方に出来ないのは出産くらい」だとも。
欠陥の方が多い人間のはずですが、うわべだけで一緒に暮らすとそう見えるものなんでしょうかね。
おかげさまで水時代の同居人たちとは恋が芽生えるどころか、カラダの関係を持つこともありませんでしたが。
でもそれは仕方ないんです。
オレは恋を芽生えさせることが出来ませんでしたから。
彼女たちに抱いた愛しいと思う心は、間違いなく娘や姪に対するそれであり、恋人に対するそれとは異なるものでしたから。
また時には愛情ですらなく、同情に似たものであったので。
同情でカラダを重ねるのは、相手をバカにしているという以上に自分にとって許せないものですから。
自分が何をしたかったのか。
思い出すのは簡単じゃないけど、難しいことでもない。
仲間たちと大いに笑って、楽しく酒を酌み交わしたい。
オレの原点はそこにある。
RSS feed for comments on this post. / TrackBack URI