抱擁

強く抱きしめることで安心する。
愛おしさが込み上げるのを実感する。
強く抱きしめられると安心する。
愛されていると実感する。
泣き崩れそうなほど辛いときは、抱きしめられたいと思う。
優しいハグじゃなくて、折れそうなくらいに力強く。
人肌恋しいというわけじゃなくて、思い切り抱きしめられたいときはある。
オトコにだってね。

***

刑務官。
罪悪感とか羞恥心のない人間が受刑者の管理を勤めることは、被害者遺族が受刑者の出所日を知ること以上に危険なことだと思います。
復讐心は理性によって抑えることができることもありますが、ゲーム感覚の虐待は理性による自制のできない人間の行うことですから理性の歯止めが効くはずもありません。
彼らが無罪を勝ち取ったとして、彼らが自分の行為を悔い改める姿勢を見せないのであれば、受刑者の遺族が彼らを許すことなど出来るはずがないと思います。
被告たる刑務官たちの態度を読むにあたり、久々に背筋が冷たくなりました。

***

「ゴラムのどこがそんなに魅力的なんですか?」(フォームメールより)
弱い人間そのものだからです。
心の痛みを知っている人間なら、なぜ自分を責めるようにして生きてきたのか分かるはずです。
オレは完全無欠の英雄には魅力を感じません。
オレが魅力的だと考えるのは、弱さや暗い部分を持った普通の登場人物なのです。

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orange

from dusk till dawn

櫻の咲く頃。
橙色の空。
家路へとついた幼い日。

perch

麦酒

a beer of justice
a beer of love
a beer of peace

ガツンとゴハン

朝ご飯

美味しいものを知ること。
美味しいものを得ようとすること。
それが万事に通じるっていう経験則。

橙の時間

夕凪

波音。
流れ行くもの。
時の過ぎゆくままに。

stand by me

南瓜

乾杯と嬌声と。
不死鳥の消えた夜。
想いを馳せるのは冬の始まり。

greenday

ミドリ

ヒカリ。
ムオン。
明け方までもう少し。

R134

R134

其処に在る道。
海と陸とを隔てる線。
夜はまだ明けない。

blue x dog

ラベル

傾けるグラス。
いつものカウンター。
自分を取り戻すための時間。

moon child

月ひとつ、星ひとつ

夜の音。
風は凪。
月ひとつ、星ひとつ。

まだ平和な場所だ

いつもの席

いつもの席。
いつもの料理。
いつもの空気。

ナツゾラ

ナツゾラ

風鈴。
蝉時雨。
夏の終わり。

scrap and build

再開発

夏の日。
虫の音。
海鳴りの夜。

paradox

paradox

紡ぐ記憶。
つながる温度。
生み出される背理。

蒼犬の日

蒼犬のいる壁

香り高く。
荘厳な蒼犬の為に。
大切な乾杯を。

電球

電球

足下よりもちょっと遠く。
ほんの少し背伸びをした先。
ステキなものの在処。