野良猫

地中海に浮かぶ島で野良猫たちと語り合う。
彼らの多くは冬を越すことなく死んでいく。
観光客たちは無責任に、地元民や政府が越冬の支援をすべきだと言う。
オレはそんなことしなくてもいいと思う。
自然の摂理として長い間行われてきたことに、ぽっと出の人間が口をはさむ必要などどこにもない。
1年足らずの限られた時間の中で彼らは生き、運と力のあるものだけが翌年の春に新たな生を残す。
それが当然の光景なのだから、安っぽい言葉や行動でそれを捻じ曲げることが正しいとは思えない。
オレは日々彼らに遊んでもらい、彼らに色々な話をする。
聞いてくれているかどうかは分からないけど、そうすることでオレは優しい気持ちになれる気がする。
別れの日、また会おうと別れる。
お互いに運が良ければ再会できると信じてるから、サヨナラとは言わない。
きっとあの島では、あの日の猫たちがまだオレを待っていると信じている。

***

平山あや。
なんか最近このコが好きです。
天然ちっくな動きや発言もツボだったりします。
そこ、天然好きとか言うな。
自分でもよく分かってるよ。
しっかりしてるけど天然なコが好きなのは、と開き直ってみたりして。

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ミドリノオト

緑の軒先

緑の奏でる音。
日付の変わる頃になら聴こえる気がして。

休息と悪態と

机上の花

粉雪の舞う前に。
再会の乾杯を。

大切な腐れ縁の下に。

ためいきの日曜日

もやもや夕暮れ

退屈なTVショー、おしゃべりなラジオ
飲みかけのソーダ、星の降るハイウェイ

そんな歌が欲しくなる。
ソーダ水を傍らに、エルロイを読みながら。

ココロカフェ

ハーブ茶

ランチにはハーブティーを合わせて。
似合わなくても、美味しいものが好きなのです。

いつかの邂逅の余韻はまだ其処彼処にあるようです。

パン屋さん

ぱんやさん

いつか行ってみたいパン屋があります。

「いずみがもり」にある、からすのパン屋さん。

悦びに咲く花

ポプリ

元気に楽しく生きて欲しいと願う。
再会したいとは望まない。
強く強く。

Home Party

ホームパーティ

お招きいただいてのホームパーティ的な食事会。
いつもより1本多くワインを空けて。

夕凪

肌に刺さる風。
夕焼けと街灯と。
ハロウィンとノエルとの間に。

color ball

南瓜オバケ

お祭り騒ぎを見やりながらの乾杯を。
不死鳥の名の元に。

National Geographic

アールグレイ

古い写真誌とアールグレイを。
ボルゾイのいるカフェで。
犬と子供の嬌声と好きな音楽とともに。

ケイゾク

部屋の中の土星

旗を掲げ続けることの意味。
異端であることと異端であり続けることの大きな差。

efficiency

スティックケーキ

機能美。
ムダを削ぎ落とすという探求。

蒼い月

蒼い月

床から照らす蒼い月。
優しく眠りに誘う柔らかな灯り。

free talk

角の店

地元の角に出来たカフェ。
隠れ家的な場所ののんびりした雰囲気。
たまにはこういう店で、見知らぬ相手と語らうのもいい。

赤チャリ

赤チャリ

通常の3倍の速さなアレ。
ニュータイプにしか乗りこなせないアレ。