人に成る日

あったけーなぁってことで、R134をドライブしてました。
海沿いの道も風が気持ちよくって悪くないですね。
例によって例のごとく波なんか欠片も見当たりませんでしたけどね。
んで、導かれるように江ノ島まで行ってきました。(超近距離ドライブだ)
江ノ島なんてメチャ久々で、ちょっと浮かれながら水族館とか行っちゃいました。
やっぱり水族館といったらアレですよね。
イルカ?クジラ?ラッコ?
そんなナンパな生き物を観にいくわけないじゃないですか。
アレですよ、アレ。
ジェリーフィッシュ、つまりクラゲです。
オレといえばペンギンだと思い込んでいた方、残念でした。
江ノ島水族館といえばクラゲです、昔からオレの中ではそういうことになっているのです。
写真もテケトーに撮ってきましたので、気分が乗ればアッチのサイトにも載せることがあるかもしれません。
クラゲに対する愛情がにじみ出てますが、実はやっぱりペンギンの方がいっぱい写ってるのは秘密。
ミナゾウ君のでかさに驚き、マンボウの水槽だったところに鮫やらエイやらが泳ぎまわっていたのに切なさを感じたのも内緒。

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百日紅

百日紅

水を喉に注ぐ。
紅のような鮮烈な邂逅を思い出しつつ。
蒸し暑い昼下がり。

粒弐号店

粒弐号店

過ごしやすく、のんびりした空気感でした。
まだ緊張が抜けない感じがいいかもしれませんな。
客と技術者という区分けのない落ち着ける場所。

準備中

準備中

新しい始まりの少しだけ前に。
熱いものを携えたツレに会いに。

影の色

まっくらもり

自分の影の色を見失ったのはいつからだっけ。

欲したのは何物にも染まらない漆黒。
オレがオレであるために必要な色。

時計じかけの塔

天井の時計

時計を止めてみたい時があります。
永遠の一瞬を求めてみたい時が今はあります。

たとえ、それがかなわなくとも。

指の温度

風の抜ける窓

雨の夜に。
強すぎる記憶力が疎ましくなる日もある。

またな

橋の下から

「またな」

退かない。泣かない。赦されない。
ただ笑って、それだけ言いたい。

初めて濃い死の香りに直面した、幼い日に決めたルール。

Be Flat

酔いどれのカウンター

心でも体でも持っている障害を不幸と思わない。
不便だったり寂しかったりするかもだけどさ。

心を飛ばすような惨劇を経験したヤツでも笑える瞬間は必ず来るはず。
そこに同情が生まれたらおしまい。

それがなければ付き合いはもっと深く広くなる。
そして、何よりも面白くなる。

Sexual Eruption

鏡の中のライト

オレの周りはみんなどこか欠落してる。
カラダであれ心であれ頭であれ、どこか足りない。
それだけに欲求が強いし繋がりを大事にする。

どんな罪を犯そうとそこに納得のいく理由があれば、納得のいく謝罪があれば、それが殺人だろうと受け入れる。
そういうのがなきゃ人付き合いは浅いし、つまらないものになるって信じてる。

イカレた感性であっても、オレたちにとっては真実。

空中庭園

壁の鉢植え

なかなかいない。
混ざりたいと望む相手は。
優しい気持ちを許せる相手は。

向かい合って居たいから。
対立することでしか自己認識ができないから。

ナイトヘッド

カフェ水

無意識ってのは本能なんだと思います。
意識外の行動はより強い欲求なんじゃないかと。

渇いた喉が水を欲するように。

酸甘日

ベリーのタルト

地元の歌を聴きながら。
不似合いなスイーツを食む。
甘くて居心地のいい時間。

木の鐘

木の鐘

優しく響く声は木の鐘のそれに似て。
思い出す言葉。

顔にかかる雨

ハリの上の如雨露

一生を背負えるのは当人だけだから、手を差し伸べるのは間違っていると言われてみて。
それが正しすぎるくらいに正論だと知りつつ、それを必ずしも受け入れられない自分を発見していました。

オレを救い上げてくれた人は必ずしも善人ではありませんでしたが、当時のオレにとっては恩人でした。
善意だけでなく悪意も含めたドロドロと折り重なった感情がオレたちの系譜であり、その関係と彼の人に終止符を打った後もオレを型作る種の1つになりました。

打ち捨てられて当然の人間でも救いがあることで変われる。
救いは一般には必ずしもそう映らずとも、当人にそう映れば意味を為すもの。

それを知らない人に何を言われても、オレの心には深くは響きません。

雨を浴びながら転がっていたオレにかけられた言葉を思い出します。
その暴言はオレにとっては今も福音です。

雨音は初老の恩人の靴音に重なります。

向こう側

向こう側

知らなかったことを知ってしまえばフェンスのこちらには戻ってこられない。
向こう側に行ってしまえば、住み慣れたこちら側に心から帰ることはできない。

無知の尊さを知るのはそれを失った時。
気づいたときにはすべてが遅い。

オレたちは誰にもオレたちと同じ道を望まない。