夏の清涼剤。
ミルクもシュガーも要らない。
足すのは氷の鳴る音だけ。
昨日と今日の間に
恥ずかしいことを平気で言ってしまう、痒いことを平気でしてしまう。
漫画みたいな人。
存在感がないのではなくて、現実味がないらしいです。
そんな人にキスされたりハグされたりしたら、その衝撃は通常のそれを凌駕するのだと。
ふっと現れてふっと消えてしまいそうな危うさの上にいる人。
そういう風になりたかったわけじゃないのに…ね。
ステキな出来事が起きると大抵は雨が降ります。
いつぞやの雪はオレのせいではありませんが、今宵の雨はオレのせいかもしれません。
乾杯の声と膝にかかる重さの心地好さを思い出しつつ。
「我慢して5年もつなぐなら、無茶して1年で閉じる方がいい」
死にたくないわけじゃないけど、生きていないことの方が怖いのです。
自分から逃げて生をつなぐのは、生きているってことじゃない気がするのです。
まぁ、カッコイイことを言ったところで、ホントに望むのはちっちゃなことです。
オレの何かを紡いでくれるヤツが1人でもいること。
オレのつないだ誰かの何かを紡ぐヤツが1人でもいること。
今は、笑って乾杯を続けられる仲間に恵まれたことに、ただ感謝。
グラム450円前後という豆は果たして高いんでしょうか、安いんでしょうか。
オレとしては高くも安くもなく、実に真っ当な金額だと判断しています。
他の飲料を考えると高いのかもしれませんけど、珈琲なんて嗜好品であってそこにコスト以上の魅力を感じなければ手を出すべきものではないと思ってます。
煙草や酒と同じで、そこに費用感を見出してしまった時点で、美味しくなくなっちゃうんじゃないかなと。
嗜好品なんてそこそこ余裕がなければ楽しめないし、手を出すべきじゃないと思ってます。
少なくともオレは。
一生涯で楽しめる量が決まっている類のものであれば、やっぱり自分が納得できるレベルのものをいただきたいと思うわけです。
例えそれが少量であったとしても。
いえ、そもそも足りないと感じてしまう時点で、自分の身の丈に合っていない楽しみになってしまうんですけどもね。
互いに求めるものの高さや深さは変わらないかもしれません。
ただ、そこに到達するまでに求める期間の長短は異なります。
埋めることが到底できないほどの差で。
かつてはそのギャップすら乗り越えて指導や共進が行えるという幻想を抱いていました。
それが幻想だと明らかなのは、かつての部下と連絡がつかないことからもうかがい知れますが、無理な速度と精度を求めた代償としてオレは彼らとの信頼関係を失いました。
いえ、正しくは信頼関係を失ったわけではなく、最初からそんなものは存在していなかったのでしょうが。
オレは「ついていけない」と彼らが引いたラインを跨いでまで、彼らを引き摺り回そうとは思えません。
同じことを繰り返すのは目に見えていますし、何より今は自分の速度が遅いなんて嘘をつく余裕もないからです。
自身の時間の不足ゆえに、その充足を求める速度は乗算するがごとく速まっています。
加算的にしか進捗せず、なおかつ時に減算すら行われてしまう彼らと歩みを一にすることが出来るはずもありません。
ゴール地点が同じであっても、設けたタイムリミットが異なれば歩みの速度が異なる…、ふと立ち止まるまでそんな単純なことに気づけずにいました。
自分と同じ速度で走りきってくれるなんてのは幻想だってことに。
彼らの潜在能力はオレなんかよりもよっぽど優れているという考えは変わりません。
使い方や使いどころが少しばかり下手なだけで、コツさえ飲み込めばすぐにオレなんか追い越されていまうのは分かっています。
でも、それであっても今はもう待てません。
自分の欲するものを為すためには、並走するわけにはいかないし、無理に引き摺り回すことも出来ないからです。
ハッキリしたのは、やっぱりオレは孤であるのだということ。
その方が楽だし、そういう風にありたいと今は胸を張れる気がします。
相も変わらず、超ド級の展開でした。
よくも心がついてきてるなと、我がことながら感心です。
講師とかネゴシエーターとか写真屋とかデザイナーとか、脈絡なく何やってんだろうって感じですね。
体の方は騙し騙しならまだいけそうな雰囲気ですので、ご安心あれ。
何はともあれ、そんな中でもつながっていてくれた全ての事柄と友人たちに感謝。
ありがとうございます。
ハグを交わした貴方に。
お会いできた貴方に。
メールをいただいた貴方に。
そして、まだ見ぬ貴方に。
来年もまた、シンプルに、気まぐれに、ええかっこしいで行こうと思います。
次の乾杯もよろしく!
こんな感じでラフにやってます。
多分、額とかは買い足して飾ると思いますけど、基本的にはゆるゆるで。
そして名前を出すと色々とアレなんで、ノークレジットで。
期間はー?とか聞かれますが、きっとマスターかオレのどっちかが飽きるまで続きます。
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