被害と加害

お互いに感じるものがあります。
被害者への謝罪の念、加害者への憎悪の念、やり遂げた充足感、やってしまった後悔、やられた憤怒、やり返そうとする復讐心…。
それらを知らない者よりは知っている者の方が、その言葉や行動により重みを増すものです。
そして、知っている者は知らない者よりも、より強く呪縛に捕らわれやすくなるものです。
視点を増やしたり、視界を広げるには、被害も加害も役に立つといえるのかもしれません。
ただ、それは非常に強い痛みと大きな傷を伴うものだということを忘れてはいけないと思います。
言うなれば開かない目を開くために、まぶたを引きちぎるようなものだということを忘れてはいけないと思います。
様々な面で被害者と加害者を経験して視界は広がりましたけど、それに伴って負うことになった傷は得たものよりも少しばかり大きかったように思うのです。
見なくて済むこと、感じなくて済むもの、そういったものは確実に存在すると思うのです。

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Dirty Rotten Imbeciles

thrash

鋼鉄色の音。
赤銅色の泡。
美しくある音と味。

off shore

off shore

雷鳴。
陽射し。
夏の日の匂い。

gate

gate

狐火の灯る道。
非日常への入口。
非日常からの出口。

as a child

氷川丸

汽笛の音。
夜の匂い。
幼い頃の記憶。

月光

月ひとつ

非日常の灯。
月明かりは銀色。
月に映えるのは艶。

焼葡萄

camus

季節は巡る。
温度は変わる。
ボクはまだ此処に居る。

vedett

シロクマ

見た目が10割。
でも、ギャップも面白い。
振れ幅は大きい方が面白さも大きい。

Panache

グラスビール

夜の帳。
麦酒の泡。
初夏の匂い。

Gorgonzola

stracchino di Gorgonzola

見知らぬ仲間。
肌馴染みのある空気。
ボクは変わらず此処に居る。

PUNK

India Pale Ale

香り立つ泡の音。
寄せ集めで型作る芸術。
青二才が塗り替える常識。

memento mori

サクラ

春の国替えはずるい。
桜の季節に思い出すから。
でも「carpe diem」と心に刻む。

(V)o¥o(V)

鉄馬乗り

昼下がりの嬌声。
舌に響く前菜。
弾ける麦酒の泡の音。

light

ランタン

いつもの席。
いつもの曲。
いつもの非日常。

father

雨の碧

貴方のお陰で
随分と久しく
泣くことを思い出した

seven

夜桜

さくらさくら
花吹雪
舞い落ちる彩