脳が冷える

悪寒が走るというのとは違うし、覚醒していくというのも違う。
頭が冴えるに近いものではあるけど、そこまでシャープな感覚ではなくて、ホントに脳みそが冷えている感じ。
アイツはキレるけど怖いとか、そう言われてきた10代の頃にはよく感じた感覚。
ココには居場所がないなという漠然とした違和感と、自ら居場所を放棄しようと決意させるだけの不安。
その双方が相まって、妙に冷静に心を落ち着かせてくれる。
足場を瓦解させるような感覚のはずなのに、不思議と心を鎮めることができる。
周囲の喧騒を耳にとめることもなくただのんびりとバーでグラスを傾けるとき、自分が現状から抜け出そうとしていることを実感する。
脳は冷えているけど、まだ体は冷えきっちゃいない。
動き出すのは今だ、と心の中で誰かが告げている。

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Dirty Rotten Imbeciles

thrash

鋼鉄色の音。
赤銅色の泡。
美しくある音と味。

off shore

off shore

雷鳴。
陽射し。
夏の日の匂い。

gate

gate

狐火の灯る道。
非日常への入口。
非日常からの出口。

as a child

氷川丸

汽笛の音。
夜の匂い。
幼い頃の記憶。

月光

月ひとつ

非日常の灯。
月明かりは銀色。
月に映えるのは艶。

焼葡萄

camus

季節は巡る。
温度は変わる。
ボクはまだ此処に居る。

vedett

シロクマ

見た目が10割。
でも、ギャップも面白い。
振れ幅は大きい方が面白さも大きい。

Panache

グラスビール

夜の帳。
麦酒の泡。
初夏の匂い。

Gorgonzola

stracchino di Gorgonzola

見知らぬ仲間。
肌馴染みのある空気。
ボクは変わらず此処に居る。

PUNK

India Pale Ale

香り立つ泡の音。
寄せ集めで型作る芸術。
青二才が塗り替える常識。

memento mori

サクラ

春の国替えはずるい。
桜の季節に思い出すから。
でも「carpe diem」と心に刻む。

(V)o¥o(V)

鉄馬乗り

昼下がりの嬌声。
舌に響く前菜。
弾ける麦酒の泡の音。

light

ランタン

いつもの席。
いつもの曲。
いつもの非日常。

father

雨の碧

貴方のお陰で
随分と久しく
泣くことを思い出した

seven

夜桜

さくらさくら
花吹雪
舞い落ちる彩