技術を盗むとか、そういった場合に限っては悪い言葉ではないと思います。
教わるのではなく盗み取る、職人の間では当たり前のことです。
ただ、飽くまでも盗むのは技術の基礎であって、師匠なり先輩なりが基礎の上につくったものに関してまで盗んでしまったらそれは何の意味も持たなくなってしまうと思うのです。
デザインや技術を真似て覚えることには何の問題もありません。
ただ、そこにオリジナリティを込めたり、自らのセンスによって新しいものに昇華させたりというのが出来なければ、ただの猿真似であり、二番煎じとしての魅力しかなくなってしまうのではないでしょうか。
当然、オリジナルに触れたことのない人間からすれば、その亜種ともいえる作品がオリジナルなのでしょうけどね。
なかなかに難しいものですわ。
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