以前もこんなコト書いたかもしれませんけど。
どんな人も矛盾する部分を持っていると思います。
幼児の純真無垢でいて残酷な側面を持つっていうのが、イチバン近しくかなりの確率で経験しているいい例ではないでしょうかね。
昔、精神病院に押し込められている子供のコトを書きました。
その一部に、小動物を愛でていたかと思うと、ふとした拍子にアスファルトに叩きつけて殺してしまうというくだりがあるのですが、これって幼児期に「アリさん、アリさん」と言って蟻を可愛がるように接していた子供が、いつの間に蟻を踏み潰しまわっているのに似ていませんかね?
まぁ、似ていないと言われればそれまでなのですけど。
精神病とされているヤツらと、健常者とされているヤツらの幼児期の行動とにどれだけの差があるのだろうという疑問が湧き上がるのですわ。
要は誰にでも愛でている物を突然壊してしまう時期があって、精神病とされているヤツらはそれが長い(あるいは終わらない)だけなんじゃないかなって。
可愛さあまって憎さ百倍の意味を少し考えてみたくなりました。
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