ツルバミ

オレは濃い性格をしているのでしょう。
回りくどく言えば、個性的とか、突飛とか表現されるのでしょうかね。
オレは自分の好きなものを押し付けます。
垢抜けない楽しい街を、愛して旅した国を、彼の人のつくる美味い料理を、裏通りの落ち着くカフェを、そしてオレ自身を。
そういうものを知って欲しいから、なんてキレイゴトは言いません。
愛する人たちをオレ色に染め上げたいから、それだけです。
相手が純白だろうと、真紅だろうと、紺碧だろうと、関係ありません。
オレの色は橡です。

***

外套。
そろそろコートでも買うべーかって感じです。
5年前にもらったロングコートもそろそろヘタってきたので。(ボクは頂き物で生きています)
久々にZARAでも見てみますかね。
去年はマトリックスばりのレザーロングコートがありましたが今年はいかにってことで。
サイトのカタログで見る限り、ステキなシルエットの細いコートとかロングジャケットが出てるんですけど、日本に入ってきてるかどうか分からないですしね。
今年のバイヤーの着眼がオレのセンスと被るように祈りますです。

スペインのINDITEXグループの今季の方向性を見てみる。
「Zara」は黒・白・茶を基調に差し色を合わせて上品に。
「Pull and Bear」は70年代ロックの香りをプンプンさせたハードな印象。
「Massimo Dutti」はテーラードジャケットにカーゴ・ジーンズを合わせた典型的欧州スタイル。
「Stradivarius」は夏の方が元気があって好きですが、冬でもヘソ出せるなら可愛いかも。
「oysho」は相変わらずエロくて好きです。
Zara以外は本国でしか見たことがないんですけど、アジアにも支店はあるんでしょうかねぇ。
ちなみに、Zaraは本国では食器とか寝具周りも扱うようになったみたいです。
丸井みたいな感じになっていくのかなぁ…。

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white

サクラ

国替えの日。
そこから十数年。
ボクはまだ此処に居る。

blue

蒼い屋根

春の夜。
落下する蒼。
満ちてくる静寂。

梅の香り

春の匂い。
冷たい風。
夕闇の温度。

葡萄酒の日

白葡萄酒

グラスの音。
いつもの音楽。
自分を取り戻す時間。

夕焼けの川

夕焼けの川

冷えた風。
夕闇の少し前。
夜はすぐ其処に。

#8

八重桜

間違えないように
焦らないように
あっという間に過去になる

toast

火酒

乾杯の温度。
10年分の遠回り。
グラスの中で鳴る氷。

a standard

チーズケーキと紅茶

定番。
年を経て研ぎ澄まされる。
懐古であり最新であるもの。

noise

雑音

浮き沈み。
雑念。
不調和の先の融和。

torch

蝋燭

「当たり前を当たり前に
 努力ってそういうもの」
そう言って、彼は笑った。 Details »

only lonely

鏡の中

鏡に弾かれる
刹那
独りだと知る

crossroad

交差点

Where is here.
Have I lost my way?
Time is over. Details »

day tripper

シーリングファン

たまに旅に出たくなる。
出来れば干渉されない場所に。
のんびりと、のんびりと。 Details »

bury

星

稀に記憶力の良さに驚かれる。
不足するがゆえの副産物かも知れない。
でも、そうではないと思ってる。 Details »

wall

バックヤード

5本目のボトルが壁に加わった。
グラスを重ねても酔いはまだこない。
真冬らしい寒さのせいだろうか。 Details »