誰かを好きになるって、自分を映す鏡を求める感覚に似ている。
鏡に自分の姿を映して見るように、自分のしたことや話したことに対して、好きな相手には何らかの反応を期待している。
ただ、求めてる反応は平面鏡のような自分と似たものではなくて、場合によっては凸面鏡や凹面鏡のような歪んだ反応を期待していたりするわけです。
実際のところ、自分と似て非なる似た者同士と言う関係にオレは魅力を感じません。
各々に存在する形の異なる歪みを矯正して平面にするのではなく、その歪みを利用して相手をより魅力的に彩れたら、恋人としては最良な関係だと思うのです。
オレは歪みに歪みきって所々が剥げ落ちているような鏡ですが、好きな相手を誰よりも魅力的に見せていると信じています。

***

春の風物詩。
線路に缶を投げ捨てて、来た電車のドアじゃないところから乗ろうとし、訳の分からないことをつぶやきながら咳き込むオジサン風のちょっと見た目がアレな青年。
服は汚れていて、酔い潰れてまだ酒が残っているかのようにも見える。
ただ、酒の気配は微塵も感じられない。
顔だけでなく頭も不自由な方なのかと思って見ると、何に酔っているのかは即座に理解できた。
朝のラッシュにドラッグキメたバカが1人。
土地柄でしょうか…。
そんなのはイヤですけど、仕方がないのかもしれませんね。

***

オフ、来週金曜です。
予定としてはいつも通りに関内あたりで。

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white

サクラ

国替えの日。
そこから十数年。
ボクはまだ此処に居る。

blue

蒼い屋根

春の夜。
落下する蒼。
満ちてくる静寂。

梅の香り

春の匂い。
冷たい風。
夕闇の温度。

葡萄酒の日

白葡萄酒

グラスの音。
いつもの音楽。
自分を取り戻す時間。

夕焼けの川

夕焼けの川

冷えた風。
夕闇の少し前。
夜はすぐ其処に。

#8

八重桜

間違えないように
焦らないように
あっという間に過去になる

toast

火酒

乾杯の温度。
10年分の遠回り。
グラスの中で鳴る氷。

a standard

チーズケーキと紅茶

定番。
年を経て研ぎ澄まされる。
懐古であり最新であるもの。

noise

雑音

浮き沈み。
雑念。
不調和の先の融和。

torch

蝋燭

「当たり前を当たり前に
 努力ってそういうもの」
そう言って、彼は笑った。 Details »

only lonely

鏡の中

鏡に弾かれる
刹那
独りだと知る

crossroad

交差点

Where is here.
Have I lost my way?
Time is over. Details »

day tripper

シーリングファン

たまに旅に出たくなる。
出来れば干渉されない場所に。
のんびりと、のんびりと。 Details »

bury

星

稀に記憶力の良さに驚かれる。
不足するがゆえの副産物かも知れない。
でも、そうではないと思ってる。 Details »

wall

バックヤード

5本目のボトルが壁に加わった。
グラスを重ねても酔いはまだこない。
真冬らしい寒さのせいだろうか。 Details »