サクラ

合コンやカップリングパーティーにもサクラという仕事がある。
1回のバイト代が1万とかそんなもんで、フードやドリンクは普通の参加者と同じように飲み食いして構わないという、お金のない学生さんにはなかなか美味しい仕事。
最終的には異性側のサクラとカップルになって、めでたしめでたしというヤツだ。
当然それなりの見た目のヤツがサクラになるので、美男美女カップルが1組はできるので上手くいかなかった参加者のうちの何人かは「次こそは自分も」という気になるという仕組み。
だからそういうパーティで、本気で恋人なり友達なりを探すってのはどうかと思うよってコトです。

***

「なんかいやらしいよね」とよく言われる。
「セクシーとか色っぽいということですね、ぐふふ」と勝手に納得しているのだが、よくよく聞くとどうも違うらしい。
どうも色っぽいのではなく、エロっぽいのだそうな。
たしかに胸の開いたカッコとか好きですし、なんとなくいやらしい雰囲気の服も普通に着ますが、エロいのはカッコだけで中身はそんなコトないと思ってたのになぁ…。
でもよくよく考えたら、挨拶ぽい軽いキスよりもアタマをクラクラさせるようなドロドロしたキスのが好きだし、ちょっと突然に首筋にかみつくのがステキだと思うし、信号待ちでは腰に回した手で相手を強引にぐいっと引き寄せるのが好きだし…なぁ。
そういうのが雰囲気にもにじみ出てるのかなと、ちょっと納得してみたり。

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white

サクラ

国替えの日。
そこから十数年。
ボクはまだ此処に居る。

blue

蒼い屋根

春の夜。
落下する蒼。
満ちてくる静寂。

梅の香り

春の匂い。
冷たい風。
夕闇の温度。

葡萄酒の日

白葡萄酒

グラスの音。
いつもの音楽。
自分を取り戻す時間。

夕焼けの川

夕焼けの川

冷えた風。
夕闇の少し前。
夜はすぐ其処に。

#8

八重桜

間違えないように
焦らないように
あっという間に過去になる

toast

火酒

乾杯の温度。
10年分の遠回り。
グラスの中で鳴る氷。

a standard

チーズケーキと紅茶

定番。
年を経て研ぎ澄まされる。
懐古であり最新であるもの。

noise

雑音

浮き沈み。
雑念。
不調和の先の融和。

torch

蝋燭

「当たり前を当たり前に
 努力ってそういうもの」
そう言って、彼は笑った。 Details »

only lonely

鏡の中

鏡に弾かれる
刹那
独りだと知る

crossroad

交差点

Where is here.
Have I lost my way?
Time is over. Details »

day tripper

シーリングファン

たまに旅に出たくなる。
出来れば干渉されない場所に。
のんびりと、のんびりと。 Details »

bury

星

稀に記憶力の良さに驚かれる。
不足するがゆえの副産物かも知れない。
でも、そうではないと思ってる。 Details »

wall

バックヤード

5本目のボトルが壁に加わった。
グラスを重ねても酔いはまだこない。
真冬らしい寒さのせいだろうか。 Details »