左胸の賢人

少しばかり過ぎましたが、受け入れがたい現実を受け入れてから4年が過ぎました。
外観や雰囲気はまるで変わることなく、自分自身まだ現実味はありませんが、ふとした拍子に息を止めるような痛みが襲ってきて、努々忘れぬようにと諭します。

受け入れてこそ生きることが出来る痛みがあります。
かつて自身が振りまいてきた痛みや悲しみや憎しみってものの、数や重みに比べれば対したものじゃありません。
そもそも痛みは比べて喜んだり悲しんだりする種類のものでもありません。

受け入れること、それを抱えて歩み出すことで、オレはオレらしくしていられると思うのです。
これを言い訳にせず、受け入れて昇華して初めて生きていられるんじゃないかなと。

生きるってことは腹を据えて自分の行く道を決めて自分の足で歩くこと。
「病や痛みも自分自身、それを忘れちゃいけねえよ」って諭すちょっと動きの悪い賢人がオレの左胸にはいます。

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white

サクラ

国替えの日。
そこから十数年。
ボクはまだ此処に居る。

blue

蒼い屋根

春の夜。
落下する蒼。
満ちてくる静寂。

梅の香り

春の匂い。
冷たい風。
夕闇の温度。

葡萄酒の日

白葡萄酒

グラスの音。
いつもの音楽。
自分を取り戻す時間。

夕焼けの川

夕焼けの川

冷えた風。
夕闇の少し前。
夜はすぐ其処に。

#8

八重桜

間違えないように
焦らないように
あっという間に過去になる

toast

火酒

乾杯の温度。
10年分の遠回り。
グラスの中で鳴る氷。

a standard

チーズケーキと紅茶

定番。
年を経て研ぎ澄まされる。
懐古であり最新であるもの。

noise

雑音

浮き沈み。
雑念。
不調和の先の融和。

torch

蝋燭

「当たり前を当たり前に
 努力ってそういうもの」
そう言って、彼は笑った。 Details »

only lonely

鏡の中

鏡に弾かれる
刹那
独りだと知る

crossroad

交差点

Where is here.
Have I lost my way?
Time is over. Details »

day tripper

シーリングファン

たまに旅に出たくなる。
出来れば干渉されない場所に。
のんびりと、のんびりと。 Details »

bury

星

稀に記憶力の良さに驚かれる。
不足するがゆえの副産物かも知れない。
でも、そうではないと思ってる。 Details »

wall

バックヤード

5本目のボトルが壁に加わった。
グラスを重ねても酔いはまだこない。
真冬らしい寒さのせいだろうか。 Details »