自分

鏡という他者に頼らなくては、見ることすらかなわないものです。
ただ、イチバン大切にしなくてはいけないものだということはよく知っています。
「自分なんてどうでもいい、いつ死んだところで構わない」
そんなことを言うヤツもいます。
実際、オレ自身もそんな風に考えていたことはあります。
自棄になって、妬んで、僻んで…、ネガティブな感情をカッコつけて表現してたんでしょう。
でも、実際に死神の接吻を間近に感じた時に思ったのは、「死んでたまるか」とか「まだ死ねない」なんて目的や強固な意志を持った言葉ではなく、「死にたくない」ただそれだけでした。
死んだ時に誰かが悲しむからとか、いなくなると困るとか、そんなキレイゴトは言いません。
全身の毛穴に氷を突っ込まれたような感覚に陥りたいのなら止めはしません。
でも、オレと同じような状況で死神の唇を感じたとしたら、もっと自分を大切にしておけば良かったと後悔することは想像に難くないです。

***

BoAって、やっぱり英語で歌ってる方が上手く聴こえるのはオレだけでしょうか。
Valentiはこっちのがパンチがあっていいなぁと思います。

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ミドリイロ

your eyes,
still got the light.
now you wake up.

dice

ロイヤルミルクティー

God doesn’t throw the dice.
The choice is in my hand.
Please erase my wreck.

somewhere

ランプ

Now It’s time to go.
I know where you’re going.
Let me see your pride now.

thermostat

河

白と黒の二元論。
でも正解はいつも灰色の中。
ボクらはグラデーションで生きている。

pains

窓の外

記憶は薄れるもの。
刻み付けるために必要なのは傷や痛み。
墨だらけの先達はそう言って笑っていた。

stage

時計

努々忘れないように。
舞台は目紛しく変わっていくもの。
演者も衣装を変え、演技を変えるもの。

新年イヴ

樹

成すべきために為すことを。
瞬間最大風速屋の本領発揮で。
シンプルに、気まぐれに、ええかっこしいで。

malus

林檎

知恵の実。
冬の匂い。
年明け迄もう少し。

月ヲ見ル

月見

白い息。
突き刺す風。
見上げる月。

星降夜

流星

冬の匂い。
年の瀬の温度。
家路を急ぐファザークリスマスたち。

julbock

藁

讃美歌。
砂糖菓子。
白葡萄酒。