服屋の店員

売りつけたがりが多いのであまり好印象はありません。
高いとはいえない月給で自社ブランドを定期的に買わなくちゃならない事情があるし、能力給が占めるウエイトが大きいところも多いので、そういう接客もまた仕方がないとは理解しているつもりなんですけどね。
ただし、似合いもしないデザインを着せたり、サイズが明らかにアレなものをそれぐらいが流行りだと言ってみたりするようなヤツは論外です。
少し関わったこともあるので、オレは服屋で買い物をするときは顔を売るまでの数回はそういう接客のされ方でも、足を向けるのをやめたりはしません。
いい顧客になるまでの数回の投資は、無駄な服を生んだとしても無駄金にはならないはずだからです。
足を運ぶ回数が増えれば、当然スタッフもこちらに対してよく見る顔だなと認識してくれます。
「よく見る=よく買う」ではないですけれども、話をする内容やペースは、よほどこちらが話をしないタイプではない限り、自然と変わってくるはずです。
そうして常連になることで初めて、自分に似合った服や着こなしを勧めてくれるのです。
個人的には最初のうちは、使いまわしの利くベーシックなカットソーから初めて仲良くなっていくのが良いと思います。
下手に地雷ばっかり買い込んでも仕方ないですしね。
あと誰にでも使えるわけじゃないかもしれませんけど、言葉を話し始めたくらいの小さなコを連れてると、当然のごとくスタッフとの距離の縮み方も早いです。
甥っ子や姪っ子のいる方はお試しあれ。

オレの場合はボトムのサイズのなさが際立ってますので、行きつけの服屋を持つなんて夢のまた夢ですが…。
戻って来い、プルアンドベアって感じです。

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月ヲ見ル

月見

白い息。
突き刺す風。
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星降夜

流星

冬の匂い。
年の瀬の温度。
家路を急ぐファザークリスマスたち。

julbock

藁

讃美歌。
砂糖菓子。
白葡萄酒。