目ヂカラ

合った視線を逸らして、髪を書き上げる照れた仕草が好きです。
性格と同じく目が悪いので、オレはどうも相手の顔をじっと見つめてしまうクセがあるんですが。
相手に気があると誤解されやすいので、自制しようと思う次第でございます。
最近はなぜか目は口ほどにものを言うというよりも、言ってもいないことまで相手に伝えている気がしますわ。
たまにはこんな風に思ってもいないことまでね。

***

今朝は少しはやくに目が覚めた。
窓を叩く風の音、うねりを告げる海鳴り。
昨日の雲はとうになくなり、星と細く尖った月が空を彩る。
夜明けにはまだ早い。
気温は高く、暴れ回る風も肌に心地好い。
今日もいい日になりそうだ。
潮の香りを全身に浴びながらそう思った。

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chopsticks

食事セット

お箸を上手く使えること。
挨拶がきちんと出来ること。
それだけで良いと思う。 Details »

colored

赤い原付

色のある人、
雰囲気のある人、
という言葉がある。 Details »

a bientot

リボン

寒い中、ベンチに座って空を見上げる。
空に星はなく、厚い雲の仏頂面が目に入る。
不意にGBM患者を見舞った時の Details »

if you want

窓辺の灯り

恐ろしい人というのがいます。
そして、往々にしてそれは敬愛する人と重なります。
つまり畏怖と尊敬は紙一重 Details »

green

ミドリイロ

your eyes,
still got the light.
now you wake up.

dice

ロイヤルミルクティー

God doesn’t throw the dice.
The choice is in my hand.
Please erase my wreck.

somewhere

ランプ

Now It’s time to go.
I know where you’re going.
Let me see your pride now.

thermostat

河

白と黒の二元論。
でも正解はいつも灰色の中。
ボクらはグラデーションで生きている。

pains

窓の外

記憶は薄れるもの。
刻み付けるために必要なのは傷や痛み。
墨だらけの先達はそう言って笑っていた。

stage

時計

努々忘れないように。
舞台は目紛しく変わっていくもの。
演者も衣装を変え、演技を変えるもの。

新年イヴ

樹

成すべきために為すことを。
瞬間最大風速屋の本領発揮で。
シンプルに、気まぐれに、ええかっこしいで。

malus

林檎

知恵の実。
冬の匂い。
年明け迄もう少し。

月ヲ見ル

月見

白い息。
突き刺す風。
見上げる月。

星降夜

流星

冬の匂い。
年の瀬の温度。
家路を急ぐファザークリスマスたち。

julbock

藁

讃美歌。
砂糖菓子。
白葡萄酒。