銀の眼

歳を経て思うのは、必要なのは1歩踏み込む勇気よりも1歩退く勇気だということです。
何かを成すのに蛮勇たることも必要ですが、大人であれば退き際をわきまえたいものです。
そこにメリットを見出せないのであれば、そこに留まり続けることでデメリットを被るのであれば、思い切って退くのも大切なことです。
それは切り込むことのそれよりも難しく、なおかつ評価されにくいことではありますけども、その技能というか感覚をもって初めて何かを身につけたと言えるのではないかと思うのです。

前へ前へというだけでは限界もきますし、適切なそれ以上のリスクを背負い込み、自身の許容量を超過したら破綻の可能性もはらみます。
要はすべてを自身だけで受け止められることでないのなら、攻めるだけでは自分の器という限界が来ると思うのです。
そこで満ち足りないのであれば、護るべきものがあるのであれば、リスクを抱えてなお上昇するために、それ以外のものを身につける必要があるのではないでしょうか。

マイナスのスキル…、というよりはギミックになるでしょうか。
幼い頃にジャラジャラとした過度な「足し算」の装飾を覚え、そこから不要なものを取り除くことを覚えた「引き算」のファッションを覚えたのと同じく。

「マイナスも2つ掛け合わせればプラスになる」
そんな言葉を思い出します。

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ミドリイロ

your eyes,
still got the light.
now you wake up.

dice

ロイヤルミルクティー

God doesn’t throw the dice.
The choice is in my hand.
Please erase my wreck.

somewhere

ランプ

Now It’s time to go.
I know where you’re going.
Let me see your pride now.

thermostat

河

白と黒の二元論。
でも正解はいつも灰色の中。
ボクらはグラデーションで生きている。

pains

窓の外

記憶は薄れるもの。
刻み付けるために必要なのは傷や痛み。
墨だらけの先達はそう言って笑っていた。

stage

時計

努々忘れないように。
舞台は目紛しく変わっていくもの。
演者も衣装を変え、演技を変えるもの。

新年イヴ

樹

成すべきために為すことを。
瞬間最大風速屋の本領発揮で。
シンプルに、気まぐれに、ええかっこしいで。

malus

林檎

知恵の実。
冬の匂い。
年明け迄もう少し。

月ヲ見ル

月見

白い息。
突き刺す風。
見上げる月。

星降夜

流星

冬の匂い。
年の瀬の温度。
家路を急ぐファザークリスマスたち。

julbock

藁

讃美歌。
砂糖菓子。
白葡萄酒。