自分

鏡という他者に頼らなくては、見ることすらかなわないものです。
ただ、イチバン大切にしなくてはいけないものだということはよく知っています。
「自分なんてどうでもいい、いつ死んだところで構わない」
そんなことを言うヤツもいます。
実際、オレ自身もそんな風に考えていたことはあります。
自棄になって、妬んで、僻んで…、ネガティブな感情をカッコつけて表現してたんでしょう。
でも、実際に死神の接吻を間近に感じた時に思ったのは、「死んでたまるか」とか「まだ死ねない」なんて目的や強固な意志を持った言葉ではなく、「死にたくない」ただそれだけでした。
死んだ時に誰かが悲しむからとか、いなくなると困るとか、そんなキレイゴトは言いません。
全身の毛穴に氷を突っ込まれたような感覚に陥りたいのなら止めはしません。
でも、オレと同じような状況で死神の唇を感じたとしたら、もっと自分を大切にしておけば良かったと後悔することは想像に難くないです。

***

BoAって、やっぱり英語で歌ってる方が上手く聴こえるのはオレだけでしょうか。
Valentiはこっちのがパンチがあっていいなぁと思います。

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wheel of fortune

輪と樹

No.10。
金冠の獅子。
転機を示す輪。

silhouette

影絵

気怠い暖房。
暖かいお茶。
色のない夢を見る。

pine

皿の上の松

反芻する言葉。
キャロルの季節に。
大したことじゃないけど。

ノエルの靴

ノエルの靴

嬌声は遠く。
雑踏は遠く。
降誕祭の温度。

冬の華

華

暗い空にしがみつく星座。
片手には缶珈琲。
星の名前を思い出す。

I’ll sing the blues

蒼い灯

I’m free to be whatever I
Whatever I choose
And I’ll sing the blues if I want

Chant de Noel

紅色

ノエルの足音。
肌を刺す風の温度。
キャロルの聴こえ始める頃。

Tokyo Tower

Tokyo Tower

いつもと同じなら。
やり方は人それぞれ。
自分なりのそれを選べばいいだけ。

colors

夕暮れの灯

冬の匂いのする夕焼け。
色の変わる灯りを見上げる。
明日はきっと晴れる。

china blue

中華街の門

消えていく温度。
今はなき人たちの残り香。
今宵は良い歌を聴きたい。

wonder wall

壁画

壁に描かれる絵。
幼い頃のそれはスプレーで。
オトナになったそれは光の色で。

fountain

噴水

夕暮れ。
童謡の流れる時間。
お家に帰ろう。

キラキラヒカル

石の光る部屋

輝きの色と。
輝きの温度と。
キラキラヒカル。

恐竜の日

恐竜の日

何も変わらず。
胸の熱さはそのままに。
幼い日に見上げたのと同じ。

re:born

窓辺の華

嬌声と乾杯と。
遠回りの途中。
紡ぐのは記憶。