世界一有名な画家

きっと芸術に興味のない方々もご存知でしょう。
オレ自身は少年期の彼の絵を知るまでは、書き殴った不思議な絵を描く人だとしか思っていませんでしたけども。
ただその不思議な感覚に、鳥肌を立てていたのは間違いありません。
彼の画家の名はパブロ・ピカソ。
若き日の彼が過ごしたパリという街は個人的にも好きな街です。
中でもサクレクールのそびえるモンマルトルは、何度でも訪れたいと思うステキな場所です。
もっとも治安の悪さがパリ市内の中でもかなり目立つのはステキとは言えませんけどね。
聖地と呼ばれるほどに世界各国から、カンバスと絵筆を携えた画家たちがこの地を訪れるのを知っています。
オレは絵を志すには少し技量とセンスが足りませんでしたけど、彼らが何を求めてパリを選んでくるのかは分かるような気がします。
いずれまた訪れるときが来れば、他の日本人観光客が聞けば呆れるような時間の使い方で、オレはパリの街をのんびりとそしてじっくりと歩くと思います。
彼の天才たちがそうしたように、凡人以下の人間であってもその道を少しの間だけでもなぞることはできるはずですから。
たとえ手に持つものは絵筆ではなくカメラであったとしても、気持ちは変わらないと信じていますから。
彼の天才たちが何を思って絵筆を執ったのか、それを少しでも感じてみたいのです。

***

民兵と市民の違い。
報道官の言った「見分けが付く」という言葉に不安を禁じえません。
抵抗する者は私兵、抵抗するように見える者も私兵、という図式で判断しているように思えて仕方がないのです。
かつての戦争でしてきたのと同じように。
侵略戦争の方法は今回も変わらないのでしょうね。

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wheel of fortune

輪と樹

No.10。
金冠の獅子。
転機を示す輪。

silhouette

影絵

気怠い暖房。
暖かいお茶。
色のない夢を見る。

pine

皿の上の松

反芻する言葉。
キャロルの季節に。
大したことじゃないけど。

ノエルの靴

ノエルの靴

嬌声は遠く。
雑踏は遠く。
降誕祭の温度。

冬の華

華

暗い空にしがみつく星座。
片手には缶珈琲。
星の名前を思い出す。

I’ll sing the blues

蒼い灯

I’m free to be whatever I
Whatever I choose
And I’ll sing the blues if I want

Chant de Noel

紅色

ノエルの足音。
肌を刺す風の温度。
キャロルの聴こえ始める頃。

Tokyo Tower

Tokyo Tower

いつもと同じなら。
やり方は人それぞれ。
自分なりのそれを選べばいいだけ。

colors

夕暮れの灯

冬の匂いのする夕焼け。
色の変わる灯りを見上げる。
明日はきっと晴れる。

china blue

中華街の門

消えていく温度。
今はなき人たちの残り香。
今宵は良い歌を聴きたい。

wonder wall

壁画

壁に描かれる絵。
幼い頃のそれはスプレーで。
オトナになったそれは光の色で。

fountain

噴水

夕暮れ。
童謡の流れる時間。
お家に帰ろう。

キラキラヒカル

石の光る部屋

輝きの色と。
輝きの温度と。
キラキラヒカル。

恐竜の日

恐竜の日

何も変わらず。
胸の熱さはそのままに。
幼い日に見上げたのと同じ。

re:born

窓辺の華

嬌声と乾杯と。
遠回りの途中。
紡ぐのは記憶。