壊さないということ

仲の良い女のコと同じベッドで眠っても添い寝だけだと彼は言う。
「今までの関係を壊すのが怖いから手を出せない、結局は臆病なんですよね…」
他に誰かいれば「もったいないお化けが出るぞー」とでも軽口を叩くんだけど、2人きりじゃ勝手が違う。
「そういうのもお前が強い証拠なんじゃないのかなぁ」
普段の酔って盛り上げるだけ盛り上げて、後はでれでれと潰れるオレらしくはない返答なのかもしれない。
関係を壊すのが怖いのは臆病かと問われれば、オレはそうではないと答える。
壊さないことは、壊すことよりもよっぽどチカラのいることだと思うから。
森林伐採は一瞬にして行えるけど、森を作るのは一朝一夕のことではないというのは、人間関係でも同じだと思う。
破壊することの強さより、保持することを選んだ彼の強さを称えたい。

***

シャトル空中分解。
何ていうのか、努力に努力を重ねて才能もある人々が本当に「命懸け」でやるからこそ、宇宙開発事業が進んでいるんだなと再認識させられました。
心からご冥福をお祈りしたいです。
また、宇宙ステーション内に残る3人の乗組員の交代時期が延びることで、精神的な疲労の蓄積といった諸々の問題も心配です。
それにしても、シャトルの破片をネットオークションにかけるとは、商魂たくましいというか性根が腐ってるというか…。
もう少し遺族への配慮とか、そういった人間的な感情を持ってもらいたいものです。

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wheel of fortune

輪と樹

No.10。
金冠の獅子。
転機を示す輪。

silhouette

影絵

気怠い暖房。
暖かいお茶。
色のない夢を見る。

pine

皿の上の松

反芻する言葉。
キャロルの季節に。
大したことじゃないけど。

ノエルの靴

ノエルの靴

嬌声は遠く。
雑踏は遠く。
降誕祭の温度。

冬の華

華

暗い空にしがみつく星座。
片手には缶珈琲。
星の名前を思い出す。

I’ll sing the blues

蒼い灯

I’m free to be whatever I
Whatever I choose
And I’ll sing the blues if I want

Chant de Noel

紅色

ノエルの足音。
肌を刺す風の温度。
キャロルの聴こえ始める頃。

Tokyo Tower

Tokyo Tower

いつもと同じなら。
やり方は人それぞれ。
自分なりのそれを選べばいいだけ。

colors

夕暮れの灯

冬の匂いのする夕焼け。
色の変わる灯りを見上げる。
明日はきっと晴れる。

china blue

中華街の門

消えていく温度。
今はなき人たちの残り香。
今宵は良い歌を聴きたい。

wonder wall

壁画

壁に描かれる絵。
幼い頃のそれはスプレーで。
オトナになったそれは光の色で。

fountain

噴水

夕暮れ。
童謡の流れる時間。
お家に帰ろう。

キラキラヒカル

石の光る部屋

輝きの色と。
輝きの温度と。
キラキラヒカル。

恐竜の日

恐竜の日

何も変わらず。
胸の熱さはそのままに。
幼い日に見上げたのと同じ。

re:born

窓辺の華

嬌声と乾杯と。
遠回りの途中。
紡ぐのは記憶。