楽しめる酒

いつからだろう、酒が楽しいと思うようになったのは。
初めて美味いと思ったのは中坊の頃だったけど、楽しいと思えるようになったのはもっと先。
酒を商売道具にしていた頃も楽しんではいたけど、心の底から楽しんでいたかといわれれば、素直に首を縦に振ることはできない。
飽くまでも第一には商売道具であって、自己を開放するのはためらわれたから。
素直に楽しめるようになったのは、いつも傍らで酔い潰れる相手を見つけた頃かもしれない。
泥酔なんて言葉をほとんど忘れていたオレが自分のペースを乱して飲みすぎ、いい気分で酔うようになったのも、ちょうどその頃だったし。
今では腹を割れる相手と認められれば、たとえそこで初めて会った相手だとしても、それこそ泥酔するまで大いに酒を楽しめるようになった。
やっぱり酔い潰れられる相手と飲めるのはとても楽しい。
それが友人であれ、恋人であれ、スタッフであれ、心を許せる相手と飲めるってのはとても幸せだとあらためて思う。

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wheel of fortune

輪と樹

No.10。
金冠の獅子。
転機を示す輪。

silhouette

影絵

気怠い暖房。
暖かいお茶。
色のない夢を見る。

pine

皿の上の松

反芻する言葉。
キャロルの季節に。
大したことじゃないけど。

ノエルの靴

ノエルの靴

嬌声は遠く。
雑踏は遠く。
降誕祭の温度。

冬の華

華

暗い空にしがみつく星座。
片手には缶珈琲。
星の名前を思い出す。

I’ll sing the blues

蒼い灯

I’m free to be whatever I
Whatever I choose
And I’ll sing the blues if I want

Chant de Noel

紅色

ノエルの足音。
肌を刺す風の温度。
キャロルの聴こえ始める頃。

Tokyo Tower

Tokyo Tower

いつもと同じなら。
やり方は人それぞれ。
自分なりのそれを選べばいいだけ。

colors

夕暮れの灯

冬の匂いのする夕焼け。
色の変わる灯りを見上げる。
明日はきっと晴れる。

china blue

中華街の門

消えていく温度。
今はなき人たちの残り香。
今宵は良い歌を聴きたい。

wonder wall

壁画

壁に描かれる絵。
幼い頃のそれはスプレーで。
オトナになったそれは光の色で。

fountain

噴水

夕暮れ。
童謡の流れる時間。
お家に帰ろう。

キラキラヒカル

石の光る部屋

輝きの色と。
輝きの温度と。
キラキラヒカル。

恐竜の日

恐竜の日

何も変わらず。
胸の熱さはそのままに。
幼い日に見上げたのと同じ。

re:born

窓辺の華

嬌声と乾杯と。
遠回りの途中。
紡ぐのは記憶。