デニム

夏場以外のほとんどはジーンズで過ごしています。
別に他のボトムが嫌いなわけじゃなくて、既製のチノーズやカーゴといったパンツを穿くとちょっと恥ずかしい丈になってしまうことに起因するようです。
ジーンズであれば、古着や国内ブランドのビンテージレプリカであれば、ある程度のレングスを期待できるので、ここに落ち着いたという感じです。

ただ、ジーンズが好きな理由は他にもあります。
オレには随分と歳の離れた父親がいるんですが、まだジャージを穿いて外出するのが普通だったガキの時分に彼のジーンズを穿いた姿は「ガツン」と来るものがありました。
穿き込んでいたリアルビンテージなデニムは、根性穿きなんてことをせずに汚れたら洗うを繰り返してきて、のっぺりとヒゲもハチノスもない代物でしたが、どこか着用者の雰囲気のある素直に「カッコイイ」パンツでした。
今もベストジーニストやハリウッドスターのデニム姿に惹かれることはありませんが、その理由というのが幼少の頃に見た彼のデニム姿が記憶の中で大きく強く刻まれているせいなのかもしれません。

今ではさすがにデニムを穿いた彼の姿にお目にかかることはありませんが、オレも還暦を過ぎてジーンズのハマるオヤジでありたいと願うのです。
無理でしょうかねぇ…。

2 Comments »

  1. jun より:

    身長高いとそういう悩みもあるわけなんですねぇ。
    還暦過ぎてもきっとハマると思いますよo( ̄▽ ̄)b・・・と言ってみる^^

    あたしはデニムが大好きです。
    あたしがあたしでいられるような・・・。
    たまに違うのを穿くと落ち着かない感じがしてます。
    洒落っ気も無く女っ気もなく母にもよく言われてますわ(>▽<;;
    でも、あたしにはデニムが一番。

  2. より:

    切実な悩みです。
    プロパーのパンツは基本的に太めを腰履きするしかないのです。

    デニムに洒落っ気がないなんてとんでもない!
    あれだけやらしくなく、腰から下を魅力的に魅せるボトムも少ないですよ。

    とはいえ、ミニスカも大好きですけどね(笑)

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輪と樹

No.10。
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ノエルの靴

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華

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I’ll sing the blues

蒼い灯

I’m free to be whatever I
Whatever I choose
And I’ll sing the blues if I want

Chant de Noel

紅色

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Tokyo Tower

いつもと同じなら。
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colors

夕暮れの灯

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china blue

中華街の門

消えていく温度。
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壁画

壁に描かれる絵。
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fountain

噴水

夕暮れ。
童謡の流れる時間。
お家に帰ろう。

キラキラヒカル

石の光る部屋

輝きの色と。
輝きの温度と。
キラキラヒカル。

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恐竜の日

何も変わらず。
胸の熱さはそのままに。
幼い日に見上げたのと同じ。

re:born

窓辺の華

嬌声と乾杯と。
遠回りの途中。
紡ぐのは記憶。