崩壊

崩すのが好きです。
服ならどこかに外しを持ってきたり、言葉もかなりのスラングとテキトーな文法とを組み合わせてみたり、仲の良い同士でも毒を吐いてみたりなんてのは日常茶飯事です。
なんかキレイにまとまろうなんて気にはなりませんし、毒づけもしない仲間なら面白くもなんともありません。
キレイな言葉は使いたいですけど、それで交友範囲が狭まるのなら、ブロークンイングリッシュでも壊れた日本語でも何でも使っていきたいなと思ってしまう自分がいます。
稚拙なあるいは間違った手法でも、相手に何らかの感触が伝わればいい。
その感触が自分の意図したものとは少し違ったとしても、オレはそれでいいと思います。
妙なコトバで挨拶されても目を見りゃ通じるものがありますし、逆に目に何も感じられない相手とは言葉が通じてたって何も通じるものはないんですし。
形式や言葉なんて二の次だって改めてそう思いました。

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タンドールの隣りから

タンドールの隣りから

異国の麦酒。
昼下がりの香辛料。
15年分の遠回りを。

藁の上の箱

藁の上の箱

不思議の箱。
隠されている何か。
茸、星、それとも不思議な花?

spiral

螺旋

螺旋。
遠心力。
巻き込みの力。

イロトリドリ

イロトリドリ

溢れる色。
流れる時間。
紡ぐのは記憶。

Secret Window

秘密の窓

秘密の窓。
部屋に広がる宇宙。
見てはいけない部屋。

碧珠

碧色

法皇の緑。
糸の結界。
幼い日のヒーロー。

月の舟

月の舟。
降りてくる空。
風の抜ける夜。

milkyway

milkyway

幼い日を思い出す。
揺れて眠れない寝台車。
子守唄は線路の鳴る音。

夜中の交差点

夜中の交差点

深夜の散歩道。
傍らには尻尾の生えた友達。
「月はどっちに出ている?」

川面

川面

川沿いの道。
風の抜ける温度。
夏の終わり。

蝉時雨

鉄塔

鉄塔。
風鈴。
夏の終わり。

イツモノ

いつものカウンター

いつもの会話。
いつもの温度。
いつものカウンター。

冷珈琲

冷珈琲

夏の清涼剤。
ミルクもシュガーも要らない。
足すのは氷の鳴る音だけ。

孤高

孤高

夜の主。
孤高の視線。
気高くしなやかに。

境界

境界

夜の音。
隔てる塀。
幼い頃は塀の向こう。