暑苦しさ

帰りの車内から。
自分の部下は夏でも長袖と上着を着させると言うハゲ。
あまつさえそれが営業の基本だとまでいう始末。
彼いわく半袖は駄目なのを物語るようで。
こういう勘違いハゲのせいで、夏場の過剰冷房がキツイっていうのに。
精神論もいいけど、そんなことにこだわらなくても、気付くヤツは気付くし、気付かないヤツはずっと気付かないってば。
とりあえず、貴方は相槌を打つ連れのうんざりした顔に気付いてやってください。
それから、貴方の薄い髪に合間に浮かんだ汗粒にもね。

***

地元近くのパブから、キルケニーとアボットが姿を消していました。
無念です。

2度くらいしか顔を出していないカフェバーでも、ポン酒をサービスしてもらえるというのはオレの人徳でしょうか。
厚かましい性格によるものかもしれませんけど、いずれにしても得な性格というか楽しい人生を送ってしまってますな。
オレに乾杯。
翌日仕事なのに遅くまで付き合ってくれた、地元が近所の彼に感謝。

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タンドールの隣りから

タンドールの隣りから

異国の麦酒。
昼下がりの香辛料。
15年分の遠回りを。

藁の上の箱

藁の上の箱

不思議の箱。
隠されている何か。
茸、星、それとも不思議な花?

spiral

螺旋

螺旋。
遠心力。
巻き込みの力。

イロトリドリ

イロトリドリ

溢れる色。
流れる時間。
紡ぐのは記憶。

Secret Window

秘密の窓

秘密の窓。
部屋に広がる宇宙。
見てはいけない部屋。

碧珠

碧色

法皇の緑。
糸の結界。
幼い日のヒーロー。

月の舟

月の舟。
降りてくる空。
風の抜ける夜。

milkyway

milkyway

幼い日を思い出す。
揺れて眠れない寝台車。
子守唄は線路の鳴る音。

夜中の交差点

夜中の交差点

深夜の散歩道。
傍らには尻尾の生えた友達。
「月はどっちに出ている?」

川面

川面

川沿いの道。
風の抜ける温度。
夏の終わり。

蝉時雨

鉄塔

鉄塔。
風鈴。
夏の終わり。

イツモノ

いつものカウンター

いつもの会話。
いつもの温度。
いつものカウンター。

冷珈琲

冷珈琲

夏の清涼剤。
ミルクもシュガーも要らない。
足すのは氷の鳴る音だけ。

孤高

孤高

夜の主。
孤高の視線。
気高くしなやかに。

境界

境界

夜の音。
隔てる塀。
幼い頃は塀の向こう。