ネイチャー

都市型人間だと思われていますが、けっこう自然派だったりします。
住んでるとこからして海沿いですしね。
雲の合間から覗く月が千切れた雲を照らす幻想的な光景に息を飲みながら、海から吹く風の潮の香が秋のそれに変わったことを感じる。
日々、そんな帰り道を歩いて楽しんでいます。
バスにでも乗れば5分足らずだっていうのに、ついついのんびりと時間をかけて歩いてしまうんですよね。
虫の音が耳に心地好く、気温もそれほど高すぎない今の時期は夜の散歩って感じでステキです。

夜の散歩で思い出したんですが、「怪物くん」のドラキュラって役立たずですよね。
フランケンは力持ち、狼男は怪物ランドの料理長、ドラキュラの趣味は夜の散歩って歌われていた気がするんですが…。
間違ってたら、ドラキュラに謝ります。

***

昨日はアフガニスタンとイラクな写真を中華街まで見に行ってました。
久保田さんの軽快なトークと、優しい表情の写真たちが優しく厳しく語りかけてくる写真たちにガツンとやられてしまいました。
体調不良が回復しきっていないので、升酒にもガツンとやられてしまいましたが…。
なんにせよ、収穫のある写真展でしたわ。
こういうスタイルの写真展っていうのも面白いですね。
それにしても、人生経験の豊かなオトナのオトコってステキです。
飲んだくれて酔いつぶれたり、ガキにびくびくして録に注意も出来なかったりって、くだらないオヤジが多い中で、こういう方って貴重だと思います。
素で惚れちゃいますね。
オレもああいう歳の取り方をしたいものです。

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タンドールの隣りから

タンドールの隣りから

異国の麦酒。
昼下がりの香辛料。
15年分の遠回りを。

藁の上の箱

藁の上の箱

不思議の箱。
隠されている何か。
茸、星、それとも不思議な花?

spiral

螺旋

螺旋。
遠心力。
巻き込みの力。

イロトリドリ

イロトリドリ

溢れる色。
流れる時間。
紡ぐのは記憶。

Secret Window

秘密の窓

秘密の窓。
部屋に広がる宇宙。
見てはいけない部屋。

碧珠

碧色

法皇の緑。
糸の結界。
幼い日のヒーロー。

月の舟

月の舟。
降りてくる空。
風の抜ける夜。

milkyway

milkyway

幼い日を思い出す。
揺れて眠れない寝台車。
子守唄は線路の鳴る音。

夜中の交差点

夜中の交差点

深夜の散歩道。
傍らには尻尾の生えた友達。
「月はどっちに出ている?」

川面

川面

川沿いの道。
風の抜ける温度。
夏の終わり。

蝉時雨

鉄塔

鉄塔。
風鈴。
夏の終わり。

イツモノ

いつものカウンター

いつもの会話。
いつもの温度。
いつものカウンター。

冷珈琲

冷珈琲

夏の清涼剤。
ミルクもシュガーも要らない。
足すのは氷の鳴る音だけ。

孤高

孤高

夜の主。
孤高の視線。
気高くしなやかに。

境界

境界

夜の音。
隔てる塀。
幼い頃は塀の向こう。