カンパリ

苦みばしった紅色の液体。
日本人にはかなり好き嫌いのハッキリするリキュールではないでしょうか。
オレはかなり好きです。
なんか近所のバーではめっきりカンパリは出なくなったらしいですが。
まあ、たしかに色んな意味で「使える」酒じゃないですけどね。
バーカウンターでカンパリのロックなんか傾けてるおねいさんがいたら、オレはステキだなと思うタイプなんですけども。
先日、かれこれ4年ぶりくらいにカレーとチョコケーキの「TOPS」に入ったわけです。
ティータイムにかかっていたので、素直にお茶を飲もうと思ってたんですよ。
キョロキョロと周りを見回すと、遠くから来たのかお疲れ気味の家族連れやらいかにもキャリアウーマンちっくなおねいさまやら子連れの若夫婦やら、色々な年代・組み合わせの人がいたんですわ。
カレーとかケーキとか食べている人もいれば、紅茶や珈琲を片手に談笑する姿もあったんですが、不思議なことに誰もアルコールに手をつけていないじゃありませんか。
たしかにタオルを首にかけてビールを飲む店じゃありませんけど、休日の昼間だっていうのに揃いも揃ってお茶って?
なんだか不思議なものですわ、というオレの発想が不思議なんでしょうか?
ちなみにオレはブラックチョコレートケーキにスプモーニを合わせて、ステキな午後を楽しみました。
アルコールとケーキって絶妙に合うはずなんですけどねぇ。

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タンドールの隣りから

タンドールの隣りから

異国の麦酒。
昼下がりの香辛料。
15年分の遠回りを。

藁の上の箱

藁の上の箱

不思議の箱。
隠されている何か。
茸、星、それとも不思議な花?

spiral

螺旋

螺旋。
遠心力。
巻き込みの力。

イロトリドリ

イロトリドリ

溢れる色。
流れる時間。
紡ぐのは記憶。

Secret Window

秘密の窓

秘密の窓。
部屋に広がる宇宙。
見てはいけない部屋。

碧珠

碧色

法皇の緑。
糸の結界。
幼い日のヒーロー。

月の舟

月の舟。
降りてくる空。
風の抜ける夜。

milkyway

milkyway

幼い日を思い出す。
揺れて眠れない寝台車。
子守唄は線路の鳴る音。

夜中の交差点

夜中の交差点

深夜の散歩道。
傍らには尻尾の生えた友達。
「月はどっちに出ている?」

川面

川面

川沿いの道。
風の抜ける温度。
夏の終わり。

蝉時雨

鉄塔

鉄塔。
風鈴。
夏の終わり。

イツモノ

いつものカウンター

いつもの会話。
いつもの温度。
いつものカウンター。

冷珈琲

冷珈琲

夏の清涼剤。
ミルクもシュガーも要らない。
足すのは氷の鳴る音だけ。

孤高

孤高

夜の主。
孤高の視線。
気高くしなやかに。

境界

境界

夜の音。
隔てる塀。
幼い頃は塀の向こう。