雨の降りだした朝。
通勤途中の道で、昼の仕事で最初の上司に会う。
軽く挨拶を交わし、他愛もない会話をほんの少しだけ楽しむ。
この人をほんの少しでも上に持ててよかった、心の底からそう思える。
オレは決して使いやすくも、出来が良いわけでもない部下だったけど、素直にこの人のためになら自分の何かを投げ打っても構わないと、久々に本気で思わせてくれた人だった。
会う機会も減り、お互いの距離は遠くなったかもしれないけど、またこんな風に友達みたいに笑ってタメ口を叩けたら嬉しい。
また野毛にでも飲みに行きたいね。
「またな」ってお互いに交わした言葉が耳に残ってるうちに。
出会ったばかりのあの頃みたいに。
バカ親父とバカ息子のコンビでさ。
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