荒らぶる子供

窓ガラスを派手に割ったり、教員を病院送りにしてみたり。
昔からよくある話ですが、決定的に今のそれとはなんか違うと思うんです。
今って学生が少し暴れるとすぐに警察とか出張ってくるし、昔は教師がツラ出してきて学生と揉めはするけど、最終的に合意とまでは行かなくても歩み寄りが出来ていたように思うんですよね。
若いコたちと酒の席で話をしてみると、深く悩んでいるのに相談できるような相手がいないというのをひしひしと感じます。
そういう時に自分らの世代だったら、親ないし教師とか先輩がこういう悩みの受け皿になってくれてなかったっけな、とか思ってしまったりするんです。
何ていうのか、全てをさらけ出して悩みを吐露できて、なおかつ頼ることの出来る相手っていうのは、成長過程にある世代にとっては絶対に必要なものだと思うんです。
世代全体でそういう相手を見つけられないとなると、学級崩壊とかそんなレベルじゃなくもっと大きな波が襲い掛かってくるような気がします。
ちょっと怖いです。

ないものねだり。
疲れてくると手に入らないものが欲しくなるみたいだ。
とりあえず、不思議な欲求に自分が疲れているのを実感する。

コメントはまだありません »

コメントを残す

タンドールの隣りから

タンドールの隣りから

異国の麦酒。
昼下がりの香辛料。
15年分の遠回りを。

藁の上の箱

藁の上の箱

不思議の箱。
隠されている何か。
茸、星、それとも不思議な花?

spiral

螺旋

螺旋。
遠心力。
巻き込みの力。

イロトリドリ

イロトリドリ

溢れる色。
流れる時間。
紡ぐのは記憶。

Secret Window

秘密の窓

秘密の窓。
部屋に広がる宇宙。
見てはいけない部屋。

碧珠

碧色

法皇の緑。
糸の結界。
幼い日のヒーロー。

月の舟

月の舟。
降りてくる空。
風の抜ける夜。

milkyway

milkyway

幼い日を思い出す。
揺れて眠れない寝台車。
子守唄は線路の鳴る音。

夜中の交差点

夜中の交差点

深夜の散歩道。
傍らには尻尾の生えた友達。
「月はどっちに出ている?」

川面

川面

川沿いの道。
風の抜ける温度。
夏の終わり。

蝉時雨

鉄塔

鉄塔。
風鈴。
夏の終わり。

イツモノ

いつものカウンター

いつもの会話。
いつもの温度。
いつものカウンター。

冷珈琲

冷珈琲

夏の清涼剤。
ミルクもシュガーも要らない。
足すのは氷の鳴る音だけ。

孤高

孤高

夜の主。
孤高の視線。
気高くしなやかに。

境界

境界

夜の音。
隔てる塀。
幼い頃は塀の向こう。